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ユウキ食品 / 果実をまるごと粉砕した”スムージー”が人気

スムージーパック 調味料メーカーのユウキ食品(株)が販売するフルーツ飲料「スムージーパック」が、好調な売行きを示している。同製品は「マンゴー&フルーツ MIX」、「パイン&フルーツMIX」、「ラズベリー&フルーツMIX」の3品目で展開する。全体的に伸長傾向があるが、なかでも「マンゴー&フルーツ MIX」は、1月末時点で前年度比86%の伸びとなった。   同製品は英国The Big J社製で、日本では3年ほど前からユウキ食品が輸入・販売を行う。スムージーとはジュースの1種で、日本では丸ごとの冷凍果実をミキシングしたものとして知られるが、本来は「新鮮な果物を丸ごとクラッシュした濃厚なフルーツ飲料で、添加物を加えないもの」と定義されている。   同製品も保存料や甘味料などの添加物を一切加えずに製造。遺伝子組み換え植物も使用していない。濃厚でなめらかな口当たりが特徴的で、ビタミンCをはじめとする天然のビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富に含まれる。ジュース代わりはもちろんだが、栄養補給のために摂取する人も多い。英国では5 a day運動(日本では1日に野菜350g、果物200gの摂取を推進する運動)の一環商品としても注目されている。   販売はソニープラザや紀伊国屋などの輸入食品販売店や、イカリスーパーなどの高級スーパー。同製品を使ったカクテルをメニューに載せるカフェなどもあるという。英国では製品中に食物繊維が豊富なことからデトックスをうたうシールを貼っており、ユウキ食品でも検討しているという。同社広報部・長坂優子係長は「ブリティッシュ・エアウェイの機内食として採用されているなど、英国では市民権を得た商品。日本でも人気が出るのでは」と話す。

2006年03月08日 10:03