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ハーブリープ / 天然ハーブを真空低温蒸留した水精油を自社ネットショップで販売

「水精油(ハイドロ・エッセンシャルオイル)」 ハーブリープ(本社東京都中央区、金井啓子社長)は、精油よりもさらに安全性の高い「水精油(ハイドロ・エッセンシャルオイル)」をこのほど自社ネットショップで発売。今後は徐々にアロマテラピーサロンなどにも販路を広げたい考え。  「水精油」はエッセンシャルオイルを加熱高圧蒸留した際に副産物として産生される「芳香水」とは別のもの。真空低温蒸留(分子蒸留)して得られたもので、抽出前の植物が持つ性質がそのまま活かされている。水溶性成分がほとんどを占め、エッセンシャルオイルの含有量はわずか0.002%。芳香水と精油の両方の性質を併せ持っている。  低温分子蒸留によって採取された植物の水溶性成分が中心の水精油は、植物の分子が真空状態に置かれることによって、分子間引力が緩やかになることを利用して採取されたものである。この採取法により植物の部分的な抽出ではなく、植物全体の成分の抽出が可能となる。  通常の精油の場合飲用は推奨されないが、同社では「水精油」は飲用しても問題なく、コップ1杯の水に10~15滴以内の量を入れて飲むこともできるとしている。精油や薬理活性成分の含有量が低いため、ハーブティーやジュース、食品と同等に扱ってよいという。しかし、0歳以下の乳幼児に関しての内服は避ける。1歳以上はコップ1杯に水精油3滴ぐらいの量が適量。ハーブティーに含まれるタンニンなども含有しないため、胃腸への負担もない。  100%天然由来のものであるため、化粧品に含まれる化学添加剤に敏感な肌質の人やアレルギー体質の人、子供から高齢者まで安心して使用できる。またエッセンシャルオイルのように希釈する必要もない。  ハーブによって効用は違うが、エアーフレッシュナー、マウスフレッシュナー、湿布、ボディローション、虫除け、デオドラント剤など、その用途は多岐にわたる。そのままコットンに浸み込ませてアイパックをしたり、手持ちの化粧水に混ぜてエモリエント効果を高めたり、活用法はさまざまだ。   ハーバルアロマエステシャンやアロマアーティストの資格を持つ同社・金井社長は、「食品同様に徹底して安全なものを提供していきたい」という。保存剤や安定剤は一切使用していない。自社ウェブサイトで正しいハーブの知識を提供し、顧客のカウンセリングやアドバイスを継続的に行っている。商品を売ることだけに終始せず、セラピスト的なフォローとケアを信条としている。  現在販売している「水精油」はリラックス効果ラインが9商品、リフレッシュラインが7商品、リラックス&リフレッシュラインが1商品。すべて瓶入りで50cc、100cc、500ccの3サイズ。ハーブの原価によってそれぞれ価格が異なる。写真にある「ローズ水精油」は税込価格50cc・1785円、100cc・2800円、500cc・12000円。

2006年09月01日 10:00