ジェネシスヘルスケア / 「肥満遺伝子検査キット」の利用者が増加 健康美容ニュース【健康美容EXPO】

ジェネシスヘルスケア / 「肥満遺伝子検査キット」の利用者が増加

「肥満遺伝子検査キット」写真 ジェネシスヘルスケア(株)(本社東京都港区、佐藤芹香社長)が展開する「肥満遺伝子検査キット」の最近1年間における利用者数が、前年比120~130%と増加している。また、通販マガジン「eyeco(アイコ)」により2006年秋号で紹介されると、2007年夏号では同誌売り上げランキングで9位まで上昇した。  同社では好調の要因として、「遺伝子」という言葉が一般的に抵抗なく受け入れ始めたためと分析している。以前は、「遺伝子組み換え」など、遺伝子に対してネガティブなイメージが支配的だった。しかし、経済産業省の指導の下、同社をはじめとする民間企業が遺伝子検査の普及と個人遺伝情報保護について議論・研究することで、同事業のあり方が様々な面で改善された。この結果、利用者が偏見を持たずに遺伝子型ダイエットに取り組めるようになった。また、TVのバラエティ番組を含む様々なメディアが遺伝子型ダイエットを取り上げたことで、一般の認知度が向上したことも利用者増に繋がったという。  同キットは肥満遺伝子を特定することにより遺伝子型ダイエットを行うもので、利用者は個々の違いに合わせた正しい食事・運動方法のアドバイスを受けることができる。利用方法は、付属の捲綿子で口腔内粘膜を採取し、食事履歴記入表と検査同意書を添えて同社へ送付すると、肥満遺伝子のタイプが特定され、栄養遺伝学に基づく分析報告書が送られてくる仕組みだ。 「肥満遺伝子検査キット」写真 肥満は遺伝と環境の両方に関連するが、原因の30~70%は遺伝子によることが研究により明らかになっている。肥満に係わるものは現在54種類発見されているが、97%の日本人が「β3AR(りんご型)」、「UCP1(洋なし型)」、「β2AR(バナナ型)」のいずれかに変異があり、りんご型は糖代謝、洋なし型は脂肪代謝が悪いなど、遺伝子のタイプにより太りやすい栄養素が違うという。  肥満遺伝子を特定する企業は他にもあるが、同社のサービスの最大の特徴は、単なる遺伝子の検査結果だけでなく、各々の遺伝子タイプに合わせたテーラーメイド感覚の食事・運動方法のアドバイスや食生活の分析が詳細に報告される点にある。また、利用開始から3ヶ月間、同社の管理栄養士がダイエットに関する相談を電話で受け付けるなど、アフターフォローにも自信があるという。なお、同社の栄養遺伝学に基づく分析報告書システムは、現在特許申請中だ。  税込価格は3万1500円(分析、アフターサービス込み)。販路は主に病院で、OEM供給にも対応する。  同社では6月に遺伝子型ダイエットのSNSサイトを立ち上げ、これを会員同士の情報交換や遺伝子型ダイエットの認知度向上、および検査キットの売上げ増加に活用していく方針。将来的には海外進出の可能性もあるが、「まずは日本での基盤を作るのが先決。まだ壁は高く、3年後ぐらいでまともなビジネスになると考えている」(同社・佐藤淳経営戦略室長)という。  このほか、同社では肥満遺伝子以外にも200種類におよぶ遺伝子を扱っており、今後は遺伝子検査のパッケージ商品のラインナップを揃えていく計画もある。

2007年7月23日 12:00 [健康食品]

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