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世界初、特許出願済の最新育毛・発毛システムが誕生

イーポレーション®・グロース・プロフェッショナル(株)ビーティフィック(本社/大阪市、中西博文社長)は、エレクトロポレーション(電気穿孔法)を用いて発毛促進因子“FGF-7”をダイレクトに毛母細胞に注入する業務用エレクトロポレーション育毛システム『イーポレーション®・グロース・プロフェッショナル』を発売した。同システムは企画・開発・製造すべてを日本国内で実施、品質の保証およびメンテナンスのフォローも担保されている。すでに理美容及び育毛サロンなどに数十台を出荷済みだが、集客率UPおよび定期利用客の囲い込みに有効なツールとして、今後はエステティックサロンなどへも導入を勧めていく。また、発毛外来を持つクリニックからの問合せも既に多く寄せられているという。 『イーポレーション®・グロース・プロフェッショナル』の最大の特長は弾力を持った高分子素材“エラストマー”を採用した、9ピンと21ピンの2種のブラシ型エレクトロポレーションプローブの採用。バイブレーション機能とイオン機能も搭載されたこの多機能型プローブは、頭皮面の形状に合わせて可動する。育毛と発毛を同時に促すために同社が開発したこのエレクトロポレーションプローブにより、世界初となる発毛術が可能となった。  また『イーポレーション®・グロース・プロフェッショナル』によって注入する業務用発毛促進エッセンス『FGF-7バイオスカルプエッセンス』(60ml/FGF-7 60μg配合)と『FGF-7バイオウルトラスカルプエッセンス』(100ml/FGF-7 200μg配合)にも強いこだわりがある。このエッセンスは、グロースファクターの生理活性、安全基準、濃度など厳しいガイドラインを審査する、NPO法人日本EGF協会の認定商品。エレクトロポレーションにより皮下組織にまで浸透させることから、酸化防止剤や防腐剤などの添加物を極力排除し、ゲル化させるための増粘剤は一切使用せず鶏冠由来の“ヒアルロン酸”を使用するなど、既存の育毛エッセンスとは一線を画するコンセプト。  線維芽細胞成長因子“FGF”は現在23種が確認されているが、“FGF-7”は角化細胞増殖因子、ケラチノサイト増殖因子などと訳され、「ヒトオリゴペプチド-5」としてINCI(日本化粧品工業連合会)登録されているグロースファクター。毛乳頭細胞から産生され、毛母細胞の増殖・分裂を促すことで毛髪の成長と頭皮の活性に関わる因子である。エレクトロポレーション法によって透過経路が形成されるため、単純塗布では取り込めない分子の大きい“FGF-7”であっても皮下組織にある毛母細胞まで浸透、受容体に確実に届いて発毛を促進。体内にある成長因子の分子構造と同じものを取り込むことができる。数カ月にわたりテスト(治験)を実施している医療機関でも、すでに多数の結果が出ているという。 『FGF-7バイオウルトラスカルプエッセンス』(100ml/FGF-7 200μg配合)写真:左/『FGF-7バイオスカルプエッセンス』(60ml/FGF-7 60μg配合)写真:右「ノンニードル・メソセラピー」とも呼ばれるエレクトロポレーション導入法は、バイオテクノロジーの分野において遺伝子組み換え法として広く使われている電気穿孔法の技術を応用して開発されたもので、肌に短く強い電気パルスを与える事で、上皮細胞や既存の孔の内壁細胞に透過経路を形成する。この働きにより、従来のイオン導入では真皮層への導入は不可能とされていた比較的分子の大きい薬液や、イオン化できない脂溶性物質の透過も可能となり、美顔・痩身・豊胸など多機能に活用できる美容機器として注目度が高い。同社もすでに昨年、このエレクトロポレーション導入法を採用した美顔痩身機器『イーポレーション』『イーポレーション・メソ』を発売、ヒット商品となっている。 『イーポレーション®・グロース・プロフェッショナル』には本体、2種のブラシ型プローブ、銀糸導電性グローブ、絶縁グローブがセットで定価850,000円(税別)。別売りの消耗品『FGF-7バイオスカルプエッセンス』は60ml・18,000円、『FGF-7バイオウルトラスカルプエッセンス』は100ml・60,000円(ともに税別)。同システムは既に「育毛剤導入装置及び育毛剤導入方法」として特許出願済。

2008年08月11日 17:06