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脂肪燃焼素材シネトロールに脂肪減少の新たな研究報告

シネトロールイメージ柑橘系フルーツ抽出エキスのシネトロール®の脂肪減少に関する新たな研究報告がベルギーの科学誌「フィトメディスン」10月18日号に掲載されることが分かった。シネトロールは、国内ではセティ(東京都千代田区、レジャル・ファビェン社長)が販売する。  実験は、仏研究グループのコンスタンティン・ダラス氏らが実施。ヒトの脂肪細胞にシネトロールを投与し、中性脂肪の分解作用を調べた。その結果、同濃度のカフェインの約2倍の効果を確認した。さらに1日1.4gのシネトロールを12週間投与し、20人のダブルブラインド試験で4週間から12週間チェックしたところ、体脂肪が5.53%から15.6%。体脂肪では2.2kgから5.2kgの減少が認められた。 また、そのメカニズムについて、液体シンチュレーション法で解明。中性脂肪の減少を阻害する酵素「ホスホジエステラーゼ」(PDE)を指標に代表的な脂肪燃焼素材であるカフェイン、シアニジン3グルコサイド、ガラナエキス、カフェインと比較。その結果、シネトロールはシアニジン3グルコサイドと並びPDE阻害活性が97%と高く、中性脂肪燃焼分解の効果があることが証明された。 シネトロールは、これまでにvivo前の予備試験でプラセボ比600%、ガラナのカフェイン12%品に比べ200%の脂肪燃焼効果が明らかになっている。今春より同素材を本格展開するセティでは、この研究報告を受け、同素材のさらなる拡販を図る。

2008年10月06日 18:16