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（株）バイオリンク販売（大阪府大阪市、辻大作社長）は医療機関のサプリメント外来向けとして「Dr.Taira’sレスベラトロール」を発売する。販売総代理店の（株）ブロードヘルスプロモーション（沖縄県糸満市）から、医療機関向けに販売を開始する。 　同製品は、沖縄の医療法人白寿会ハートフルクリニック 院長の平良茂MDがプロデュースしたサプリメント。同MDが、長寿成分として注目されるなどさまざまな効能が報告されるレスベラトロールに着目し、オリジナルブランドとして開発した。 　同MDは、沖縄で早くからEDTAキレーションによるアンチエイジングを行い、現在では点滴療法を中心にサプリメント外来など幅広いアンチエイジング診療を実施。日本臨床抗老化医学会（JSCAW）の指導医、日本抗加齢医学会（JAAM）の専門医も歴任し、会員医師向けにサプリメント外来導入のコーチングも行っている。 　「レスベラトロールは、その生物活性により健康に役立つ成分と確信している。若々しさの維持、ダイエットに活用できる」と同MD。医療用とするだけに、使用する原材料はほぼレスベラトロール含有抽出物のみで賦形剤や包剤は最低限とし、使い勝手のよいものとなっている。 　原料はフランス産の赤ワインからアルコールと水により抽出（レスベラトロール5%含有）。ブドウの非可食部や危険な有機溶媒、日本で食品原料としていないイタドリ由来のものは一切使用していない。カプセルも植物由来のハードカプセルを採用し、カラメルもサトウキビ由来色素とするなど、完全植物由来に徹する。 　1カプセルには12.5mgのレスベラトロール（ブドウ抽出物250mg）を配合。赤ワイン１邃湯・ﾌレスベラトロール量は0.2mg～5.8mgといわれ、1日2カプセルでこれを大幅に上回る25mgが摂取できる。にもかかわらず価格が8,925円（税込み）と従来のレスベラトロール製品の3分の1程度の価格（対含有量比）に抑えられている。 　レスベラトロールは、フランス人がバターなど脂質の摂取量が多い食事の一方で、動脈硬化が少ないといういわゆる「フレンチパラドックス」が言われだした92年あたりから注目されはじめ、その理由が赤ワインに含まれるポリフェノールであることをLancet誌が報告したことを皮切りに超一流学術誌にさまざまなエビデンスが掲載された。そして200６年、Nature誌にそれまでの無脊椎動物による効果から哺乳類であるマウスにも同様の効果が認められたことが掲載され、一躍脚光を浴びた。