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五輪強化スタッフ提唱の「樽理論」応用した骨盤ストレッチベルトを新発売

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ピジン(株)(東京都品川区)は3月31日より、骨盤ストレッチベルト「THE 骨盤!」を新発売する。自社でネット通販するほか、スポーツ店、治療院などへ展開を図る。
同製品は、腰部に巻いて運動やリハビリのサポートをするベルト。日本オリンピック委員会の強化スタッフでもあるスポーツトレーナーの山本利幸氏の独自の理論を取り入れた構造で、正しい姿勢の維持やスポーツパフォーマンスの向上にも貢献する。
構造はいわゆる腰部用サポーターと違い、上下で2つに分かれている(写真)。その理由は、山本氏が唱える「樽理論」を効果的に応用するため。同理論は、その名の通り、樽がタガを上下に巻きつけ、たたいたり揺らしたりしながら締めることによって円筒形の形を作っていくことを人間の体に応用したもので、同製品の場合は上下に分かれたベルトがタガの役割をし、骨盤を樽にみたて、運動等による求心作用でズレを整える。
「この構造を応用したベルトはもともと治療院にありました。それが、非常に評判で、欲しいという声も多く聞かれ、弊社が販売のサポートすることで市販化が実現しました。通常のベルトはコルセットのように患部を固定するだけで、装着時こそ効果が期待できますが、持続性はありません。その点この製品の場合、体の構造の本質的な部分に着目しているので、一時的ということはありません。運動と組み合わせることが好ましいので、製品には簡単なエクササイズの手引きをつけて販売する予定です」と同社・営業部マネージャーの佐藤俊氏は説明する。

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使い方は骨盤の上端に沿って腰部付近にしっかりと巻き、ベルトの下の部分をお尻と腿の付け根辺りにずらして固定するのが基本。3層構造の真ん中の部分が生ゴムになっており、しっかりと固定され、動いてもズレることはない。同社では、同ベルトを装着した状態で足ふみ運動、ローリング運動、ツイスト運動、踏み出し運動などを行うことを提唱する。
樽理論の実践で骨盤のズレが整い、内臓がしまることが期待されることから、同社では30代半ばから50代半ばのOLや主婦に、ダイエットなどの切り口での展開を目指す。もちろん、アスリートなどがトレーニング用としての活用も可能。同社では今後、アウターとしても着用できるデザインもの、ストレッチ強度が弱く、長時間の装着も可能なスタンダードタイプの発売を予定し、拡販を図る。
2009年03月23日 11:57