健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

宮崎県知事の東国原氏がアマゾン・ジャパンで”セールス”

0409-x.jpg

アマゾン ジャパン株式会社(東京都渋谷区、ジャスパー・チャン社長)は2009年4月8日、本社のある渋谷クロスタワーに宮崎県知事の東国原英夫氏を招き、同社開催「宮崎”てげうめ”グルメフェア」記念イベント会見を行なった。同フェアはオンラインストア「Amazon.co.jp」が3月23日から4月23日までの1ヵ月間、期間限定で開催している特産品フェア。
“地球上で最も豊富なセレクション”がコンセプトである「Amazon.co.jp」上で開催される各都道府県の特産品フェア第1弾として同社は、人気商材の多い「宮崎県」に白羽の矢を立てた。宮崎県庁全面協力の下34社の宮崎県企業が参加、オンラインショップ上で販売されている商品点数は429点に及ぶ。
テレビなどでの宣伝によりすでに知名度の高い『宮崎・鶏炭火焼』をはじめ、宮崎地ビール『ひでじビール』や『マンゴー 霧島高原チーズケーキ』など、人気の食品が目白押しだ。

0409-z.jpg

同社社長ジャスパー・チャン氏の呼びかけで登場した東国原宮崎県知事は開口一番、「特産品フェアのパートナーとして宮崎県を最初に選んでくれ、大変光栄です。宮崎県の特産品を全国区で知っていただくことができ、とても感謝しております。この取り組みが日本全国に広がることで地域活性化に期待が持てますし、特産品が全国レベルで定番化していくきっかけになるのではないかと感じています」とコメント。またチャン社長は「宮崎県の商品はオンラインストアでもとても人気が高い。このフェアが終わる4月23日以降も、宮崎県特産品にはスポットを当てていきたい」と話した。
東国原宮崎県知事は同会見内で、田中義剛氏プロデュースの北海道・十勝「花畑牧場」とのコラボレーションによる新製品『宮崎マンゴー 生キャラメル』が4月27日に発売予定であることを発表。健康美容関連商品の開発予定を記者が問うと、「宮崎特産の”スイートピー”を使った化粧水が発売される予定ですし、産官学共同でブルーベリーの葉を原料とした健康食品や医薬品開発に向けた研究を進めています」と発言。豊かな自然環境を活かした商品の開発により、人々の健康に貢献していきたいとの考えを示した。
さらに「県産品のアピールをネット上で展開していけば、視野が広がりさらなる可能性が見えてきますね。マニフェストにもあるのですが、アジアそして世界に向けた情報発信にはやはり、インターネットは不可欠だと思います」とWEBメディアに期待を寄せた。

0409-q.jpg

また宮崎県のビッグブランドである『宮崎牛』種牛の”精液”が盗まれたというエピソードも披露。「ブランド産品の流出ですから、これは軽視できない。クローン牛でも作られたら大変です。どうやら鍵の施錠が十分でなかったみたいですが、現在は厳重に管理されています。現在捜査中ですが、関係者もまさか”精液”だけが盗まれるとは思ってもみなかったと思います(笑)」
ちなみに全国和牛コンテストの9部門中7部門でトップを占めた宮崎県産黒毛和牛には、厳格な認証基準が設けられており、産地を認定する保証書がないと『宮崎牛』ブランドとして認められないそうだ。
2009年04月09日 11:02