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ユースキン製薬、新製品発表とプレスセミナーを開催

ユースキン製薬(株)(神奈川県川崎市、野渡 和義社長)は、ユースキンAと手袋をセットにした新製品「ユースキンAナイトケアセット」(指定医薬部外品)および第三類医薬品の「ユースキンI」についてはパッケージをリニューアルし、2009年9月より新発売することを7月9日、発表した。薬局、薬店などで販売する。

ナイトケアセットは、発売から52年を迎えたロングセラー商品のユースキンAのチューブタイプと手袋をセットにした製品。クリームを塗った後に手袋を着用することで、集中保湿ケアをサポートする。

同社では、「就寝前のハンドケアはクリームをたっぷり使いしっかり塗り込むことが大切。また、その際、ハンドマッサージをするとより血行が促進され効果的です。手袋をすることでクリームのべとつきも気になりません」と説明する。

ユースキンIは、5つの有効成分でかゆみを止め、3つの保湿成分で肌に潤いを与えるとして評判のシリーズだが、今回のパッケージリニューアルにより、かゆみを止めることをより訴求したデザインとなる。ベースのクリアブルーと白帯はそのままに製品特徴である「素早くかゆみを止める」という文字を正面により大きくうたい、効果感を強く訴求する。

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新製品の発表前に行われたプレスセミナーでは、野村皮膚科医院院長の野村有子氏が「ひび・あかぎれ・しもやけを改善する夜マッサージの重要性」と題し、講演。ユースキンAを使用し、14日間ハンドケアを実施。夜のみヒジから指先に向かってのハンドマッサージと寝る前のハンドガード着用を必須としたモニター結果を報告。その結果、実施3日後から手荒れの改善が見られ、14日後には10点満点で8.5点の高い評価が得られたことなどを明かした。

杏林大学医学部精神神経科学教室主任教授・古賀良彦氏は「加齢と乾燥によるかゆみと不眠の関係」のテーマで講演。老人保健施設で行ったかゆみを訴える男女8名の睡眠中の行動を記録し、その質の変化を調査した結果を公開。それによると、ユースキンI使用により、かゆみの改善などがみられ、質の高い睡眠の目安となる動かない時間も増加したという。そうしたことから、シニアの乾燥による皮膚のかゆみを抑えることで、睡眠の質まで改善させる可能性がある、とした。

税込の希望小売価格は、ユースキンナイトケアセットが819円(セット内容=ユースキンA60gチューブ、ハンドガード)、ユースキンIボトルタイプ(110g)が1,470円、ボトルタイプ(65g)が1,050円、ローション(130g)が1,470円。

2009年07月09日 15:15