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バラの香りのスプレーする”クーラー”が好調に推移

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素数()(東京都渋谷区、足立哲男社長)が販売するクール商品「ひんやりスプレー涼(りょう)ローズ」が好調に推移。発売約3ヵ月で売上がシリーズ総計2.8万個に達している。販路はバラエティショップなど。

 同製品は吹きかけるだけで冷却効果のあるスプレー。清涼成分とエタノールにより、塗布直後からひんやりとした感覚が体を包み込む。専用のサーモグラフィーカメラで検証した温度変化の調査では、衣服にスプレーすることで温度が一気に下がることが確認されている。

 「この製品は昨年、男性向けにミントタイプを発売した際に、女性も使いやすいものはないのか、という声があり、それを反映して開発したもの。女性が好む優雅なローズミントのフレイバーとし、コロンの代わりとしてもお使いいただけます。また、虫除けの効果も期待できるので、夏の屋外イベントなどでも重宝できると思います」と同社担当者は説明する。

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使い方は、服の上からスプレーを2、3回シュッ、シュッと吹きかけるだけ。すぐにひんやりとした感覚がからだに伝わってくる。クール感は30分ほど持続するという。同社では、就寝時に枕カバーやシーツに塗布することなどで、クーラー代の節約にもつなげられることなどから、“エコクール商品”としても提案する。

 ターゲットはサラリーマンやOL、学生など通勤通学時の暑さ対策を求める層だが、過酷な職場である溶接工場や調理場などからも引き合いがあるという。同社では、昨年発売し好評だった「ひんやりスプレー涼ミント」に加え、女性用の同製品が加わったことで、今期はさらなる市場拡大を図る。

 製品の税込価格は、いずれも1,890(100ml)12,3プッシュで約300回使用できる。

2009年07月28日 12:11