(株)ジャパンギャルズ(愛媛県四国中央市、松村京子社長)が今年4月に発売した歯のトリートメント機器「イオントゥースホワイト」が、発売半年で約1万個を販売。新感覚のホワイトニングマシンとして注目を集めている。バラエティショップ、ドラッグストア、家電量販店などで販売する。
同製品は、毎分200万回の超音波振動とイオンのダブル効果で歯の汚れを除去するホームケア用機器。発売から半年で幅広い層の支持を集め、1万円を超える価格ながら、予想を上回る売れ行きとなっている。
「この製品は、今後のオーラルケア用品市場の拡大と併せ、近年の健康・エコ節約ブームの中で歯についた汚れを除去する新感覚のマシンとして誕生しました。手軽に確実に汚れが取れることで喫煙する男女などをはじめ、多くの方にご支持いただけていると思います」と同社広報担当者は、胸を張る。
人気の秘密は次の３つに集約される。薬剤不要の「手軽さ」。すぐに実感できる強力な「汚れ除去パワー」。そして、類似品がない「独創性」。この3要素が、手に取ったユーザーのハートを掴み、さらにクチコミなどで新規ユーザーへと伝播し、拡販につながっている。
汚れを落とすメカニズムは、(１)毎分200万回の超音波振動がヤニや歯垢を除去(２)歯の表面の水分に超音波が反応し細かい気泡が発生、ステインを除去(３)黄ばみの原因となる色素などをイオンが分解。これらに加え、ヘッドが極細のヘラ状(ステンレス製)をしており、歯の表面の凹凸や歯間の汚れに隅々まで対応でき、自宅でも満足度の高いトゥーストリートメントが実践できる。モニターとして導入した歯科医もその性能を認めるほどで、「汚れ落ちがよく、かつ安全に使用できる」として推奨している。
使用感は、毎分200万回の超音波振動とあって、直接先端に触れても何も感じない。それでも歯の表面では、確実に作用し、汚れ落としの実験ではソフトなタッチでみるみると汚れが除去される。汚れを浮かせて落とす仕組みなので歯のエナメル層を傷つける心配はない。使い方としては、同社では週1回の定期的なケアを推奨する。汚れの程度にもよるが、1回あたり数分程度で歯の表面の汚れ、歯垢などが分解・はく離されてくるという。
同社では今後、テレビショッピングなどでも販売し、さらに拡販を図り、同製品を新感覚のオーラルケアマシンとして、認知度の向上を進めていく。税込の定価は1万5,750円。製品には、スタンド、アダプター、替えヘッド、口内鏡、専用スパナが付属する。ＯＥＭにも対応する。
