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超低価格の大文字用IJP発表

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大文字用IJPで国内トップの紀州技研工業(和歌山市)は、自社開発のピエゾ式プリントヘッドを搭採した超低価格の新型大文字用インクジェットプリンター(IJP)「HQ2100」を12月1日から発売する。価格は24万円。ピエゾ式の自社製ヘッドを搭採するなど機能と価格の両面を追求した。世界的な景気後退局面の中、高まるユーザーの低価格志向を追い風に今後幅広い方面で需要を取り込む公算は大きい。

新製品は超低価格ながらもミドルクラス機に匹敵する優れた操作性や信頼性に加え、ピエゾ式の自社製ヘッドを搭採するなど高いコストパフォーマンスを実現した大文字用IJP。

自社開発のピエゾ式プリントヘッドを搭採し優れた印字品質と高い信頼性を確保し、賞味期限やロットナンバーなどを高速かつ高精細に印字する。

また、あらゆるユーザーの使い勝手を追求した点なども大きな特長。低価格ながらも液晶表示の操作パネルを搭採し、オペレーターは印字内容の編集など携帯電話感覚で簡単に一連の操作設定が可能となっている。

本体は小型軽量設計でライン環境に左右されず省スペースでの活用など柔軟な設置対応力を確保する。既存ラインへの後付も簡単に行えるほか外部インターフェースも標準で装備。通信ケーブルでパソコンと接続できデータのバックアップなども容易に行える。

インク供給にはランニングコストに優れたタンク式を採用。文字高さは2~20㍉。ライン対応速度が最大毎分120㍍としている。

優れたコストパフォーマンス性を武器に同社では今後国内外で拡販を展開していく。

2009年11月30日 15:02