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代理店・会員拡大した受注代行「ダイヤルエステ」とは

ドクターリセラは、 2007年より通販事業に本格参入し、 登録顧客数は6万人以上にのぼる。 創業以来、 化粧品から美容機器・健康食品などの開発からエステサロンを中心に卸売業を営んできたことから、 「全国の販売店とともに成長していける通販ショップ」 と自社を位置づけている。 

そのきっかけが沖縄海洋深層水 「アルファグリックス」 の開発だ。 これまで米国化粧品を扱ってきた中、 「アクアヴィーナス」 「ドクターリセラ」 の2シリーズを立ち上げた。 サロンユーザーのクチコミで広まり、 同社への問い合わせ件数が急増。 しかしその問い合わせに対し、 「近郊の取り扱いサロンや代理店を紹介してきたが、 実際にサロンへ向かう顧客はほとんどなかった」 という課題が残っていた。 

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そこで、 サロン専売品と同様にアルファグリックスを配合した美肌クリーム 「スーパーホワイト」 を開発し、 「気軽に購入、 肌実感できる」 通販専売品として展開を開始。 各メディア媒体での広告・宣伝効果もあり、 発売から看板アイテムになっており、 08年度5億円だった通販事業の売上げは、 09年度は約10億円を見込んでいる。 

さらに同社は、 代理店の販売をサポートする受注代行システム 「ダイヤルエステ」 を構築した。 いわば“通販型エステサロン”で、 受注を代行して近郊の販売店で受け取る仕組みだ。 昨年、 島根にコールセンターを開設し、 受注体制を整えた。 

興味はあるがサロンに敷居の高いイメージをもつ顧客にも来店のきっかけをつくり、 販売店は、 積極的な広告・宣伝活動なしで顧客との接点ポイントが増える。 この 「ダイヤルエステ」 の導入により代理店も700店舗まで拡大している。