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国内唯一の有機・ナチュラル製品専門の見本市

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BioFach Japan-オーガニックEXPO事務局(東京都新宿区)は、2010年8月2日、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催する第10回「BioFach Japan-オーガニックEXPOナチュラルEXPO 2010」(9月21日~9月23日)の会見を行った。

10回目となる今回は、規模を拡大するとともに新たな試みも行う。新設される「ナチュラル&エコ・プラザ」は有機JAS食品だけでなく、認証を取っていない有機食品から自然・伝統食、天然繊維製品、ナチュラル化粧品などLOHASな製品が集う。

第一回から主に食品、繊維など「衣」、「食」が中心だったが、今回は「住」部門にも範囲を拡大。施設によってせっかくの有機産品が貯蔵、輸送等の段階で汚染されては意味がないという観点から、節目の回に出展を働きかけた。関連の販売店、工務店が出展するほか、セミナーも開催する。

農水省のパビリオンも初めて出展する。同省が進める有機農業の「産地収益力向上支援事業」の一環で、同支援事業実施地区で生産される有機農産物、加工品を紹介し、流通、中・外食、小売業などの実需者とのマッチングを行う。会期中3日間にわたり、セミナーも行う。

「さながらオーガニック大学!」というスローガンのセミナーもそれに見合う充実した内容がラインナップ。有機農業、ナチュラルコスメ、オーガニックコットンなど、関連の幅広い内容のセミナーが、第一人者などにより実施される。特に同EXPOの強みである海外ネットワークを活用した関連セミナーは注目で、オーガニック化粧品先進国ドイツで最も有名な国際認証機関BDIHのDr.Roland Grandelが来日し、その全容を初めて明かす。

同EXPOは1990年以来ドイツで開催されるオーガニック取引を牽引する「BioFach」の日本版で、国内唯一の有機・ナチュラル製品専門の見本市。世界各国から出展社が集い、今回は300社、3万人の来場者を見込む。なお、10周年を記念し、今回は初出展企業を対象にした出展料の半額近い価格設定のトライアルブースも設定している。

2010年08月02日 13:18