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中国東北地方に日本式ドラッグストアを展開する合弁会社を設立/伊藤忠商事

(株)ココカラファイン(以下『ココカラファイン』)、伊藤忠商事(株)(以下『伊藤忠商事』)、アルフレッサ ホールディングス(株)(以下『アルフレッサ』)は、遼寧成大股?有限公司(以下『遼寧成大』)傘下の医薬品流通子会社である成大方円医薬連鎖投資有限公司(以下『成大方円』)と、中国東北地方を中心にドラッグストア事業を展開する合弁会社を設立することで合意した。

ココカラファインは、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」の経営理念のもと、中期経営戦略のひとつとして、東アジアを中心とした海外へのドラッグストア事業進出を推進している。今後も引き続き成長が期待される中国においては、2012年に設立した可開嘉来(上海)有限公司により沿岸部を中心とした店舗展開を開始している。

伊藤忠商事は、1997年に北京伊藤忠華糖総合加工有限公司(以下『BIC』)を設立し、沿岸部及び内陸部都市に合計13拠点を有し、主に日系企業を中心に衣食住の総合卸を展開。また、伊藤忠商事とアルフレッサは2005年に日美健を設立し、中国国内にて日系医薬品・ヘルスケア関連を中心とした商品の供給をしている。両社は2011年3月に遼寧成大と3社で「包括的業務提携に関する基本合意書」を締結し、3社に加えて約900店の薬局事業を展開する成大方円とともに、中国における日本式ドラッグストアの展開を検討してきた。

ココカラファインの持つ日本式ドラッグストアの展開ノウハウと、成大方円の現地における薬局事業展開のノウハウ、ならびにBICや日美健による日本製品を中心とした商品供給機能等により、中国における日本式ドラッグストアのさらなる展開を推進できると判断し、東北3省(遼寧、吉林、黒龍江)、河北省、山東省および内モンゴルの6地域における事業展開の推進を目的に、ココカラファイン、伊藤忠商事、アルフレッサ、および成大方円の4社は合弁会社を設立することになった。

■合弁会社の概要
◎名称 / 遼寧康心美商業連鎖有限公司
◎所在地 / 中華人民共和国遼寧省大連市人民路71号
◎董事長 / 王 玉輝(成大方円)
◎総経理 / 大櫛 政三郎(ココカラファイン)
◎設立 / 2013年6月(予定)
◎資本金 / 1,500万元
◎事業内容 / 日本式ドラッグストアの経営
◎出資比率
 成大方円  51%
 ココカラファイン 25%
 伊藤忠商事   12%
 アルフレッサ   12%
 

伊藤忠商事(株) 2013年3月29日発表

2013年04月01日 16:46