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増加する”隠れ不眠”対策アイテムが誕生

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オムロンヘルスケア(株)(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:宮田喜一郎)は、スチームが睡眠中に人の顔周りを保湿し、のど・鼻・肌の潤いを保つ「オムロン パーソナル保湿機 HSH-100(以下HSH-100)を発売した。

同製品は、ピンポイントでの保湿を実現するパーソナル保湿器。通常の加湿器が部屋全体を加湿するのに対し、必要な場所だけ加湿することで、窓や壁の結露の発生を抑制する。

同社が、20~60代の男女210名に対して行った睡眠時の乾燥についての調査では、約77%が睡眠時の乾燥が気になるという結果となっている。具体的には、「朝起きるとのどや鼻が乾いている」、「のどが痛い、腫れている」、「肌が乾燥してカサカサしている」などの声が挙がっている。つまり、乾燥は快適な睡眠を無意識状態であったとしても妨げているということだ。

睡眠の研究を続ける杏林大学附属病院・精神神経科の古賀良彦教授は「特に都会では眠るのがもったいないということで睡眠時間を削る人が多いですが、それは“隠れ不眠”。人間にとって眠ることは健康であるための基本ですから、いいわけがありません」と指摘する。

その上で、「せめて眠っている間の環境を整えるだけでも睡眠は質は向上するので意識して欲しい」とアドバイスする。快眠セラピストの三橋美穂氏は「睡眠不足は美容にも悪影響。特に肌の乾燥を促進することが分かっています」と指摘する。

両者の忠告を踏まえても、低温のスチームが睡眠中に人の顔周りを集中的に保湿し、のど・鼻・肌の潤いを保つ同製品は、健康的な睡眠を保つのはもちろん、美にも効果が期待できるだけに、まさに良質な睡眠環境を確保するにはうってつけのアイテムといえる。

その他、本体内部で、約90℃の高温スチームと室内の空気を混合させることで実現した噴霧時の吹き出し温度約45℃、最大8時間のタイマー設定、ささやき声よりも静かな27dBの静音設計の運転音、幅約15cmとコンパクトなサイズなど、睡眠を妨げる要素はことごとく削ぎ落とされており、眠り空間改善アイテムとしてのこだわりが詰め込まれている。

実勢価格は3万円前後。

2014年11月27日 13:27