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化粧品受託のコスメ・ニストが第二工場を新設

化粧品、医薬部外品などの受託製造企業コスメ・ニスト(群馬県邑楽郡千代田町赤岩、青木信二社長)、2019年2月18日、群馬県内に開設した第二工場(邑楽郡明和町大輪)の稼働を開始した。生産能力は最大でこれまでの2.5倍となる。

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2008年設立の同社は、顧客ニーズに応えながら着々と売り上げを拡大。創業から10期連続で売り上げを伸ばし、2019年度は36億円の売り上げを見込んでいる。すでに第一工場(邑楽郡千代田町)はフル稼働が続いており、第二工場の新設で大型案件などにも対応する。

新工場は、第一工場の1.5倍のキャパシティで、10トンの乳化釜2基、5トンの混合釜2基、3トン真空乳化釜1基、2トン混合釜3基、1トンの混合釜1基、400L混合釜1基を導入。充填機も高速タイプを採用し、従来の4倍近い処理能力を備える。

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同社では、全13ラインを人員とのバランスを調整しながら徐々に拡充。フル稼働へ向け、体制の構築を進めていく。

化粧品受託市場は、中国を軸とした旺盛なメイドインジャパンコスメの需要が続いており、好調をキープ。さらなる供給体制の増強が求められている。そうした中でいち早く手を打った同社青木社長は「クライアントの期待に応えるのが我々の使命。先手先手で、5年後には第三工場も視野に入れている」と追い風の化粧品受託市場を疾走することを宣言した。

同工場および第一工場では、スキンケア・ヘアケア・ボディーケア製品、フレグランスのほか、シャンプー、リンスなど、幅広く対応する。

2019年02月18日 18:58