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グラクソ・スミスクライン株式会社/6月4日は「ムシ歯の日」  ムシ歯の日に、最近の歯のトレンドをチェック! 「酸蝕歯」を知っていますか? ~歯科医師の問診票にも変化有り~

グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、6月4日の「ムシ歯の日」に関連して最近歯科医師や歯科衛生士の間で話題となっている「酸蝕歯」についての情報をウェブサイト http://hagashimiru.jp/C-4.htmlに掲載しました。

■子どものムシ歯は減っている!
日本の子どものムシ歯保有率は減少傾向にあり(図参照)、ムシ歯の数は現在、平均1.8本となっています。これは調査を開始した1975年時の平均4.6本から一貫して減少傾向をたどっています(*1)。ムシ歯の減少傾向は世界的なトレンドであり、オーラルケアの意識が高いアメリカやスウェーデンの子供は平均1.4本しかムシ歯がありません。
*1 出典先:文部科学省 平成17年度学校保健統計調査
■ムシ歯から「酸蝕歯」へ
ムシ歯が減少傾向のアメリカでは、「酸蝕歯」が新たな懸念となっています。アメリカの10~14歳の児童900人を調査したところ、約30%に「酸蝕歯」の症状が認められました(*2)。これは清涼飲料などに含まれる“酸”が原因と見られています。
「酸蝕歯」とは、毎日摂取する飲食物に含まれる“酸”によって、歯のエナメル質が溶ける状態をいいます。進行性のため、放置しておくと、前歯は欠けたような状態となり、臼歯は咬み合わせ面にへこみを生じさせます。さらに、エナメル質が弱まると、黄白色の象牙質が露出して象牙細管が開いた状態となり、刺激物が入り込むことで歯がシミるという知覚過敏を生じる原因にもなります。
「酸蝕歯」は、食生活習慣のみならずアスピリンのような一部の薬剤の定期的な服用や酸逆流症、嘔吐を繰り返す摂食障害(過食症)も胃酸によって「酸蝕歯」を引き起こすといわれています。子供だけではなく、大人も危険にさらされており、ワインやドレッシング、スポーツドリンク、清涼飲料など酸を多く含んだものを好む人は、それらの摂取方法や飲食後の正しいオーラルケアの知識が必要です。
■日本でも急激に高まる「酸蝕歯」の意識
日本でも成人の約6人に1人は「酸蝕歯」の症状があると報告されています(*3)。「酸蝕歯」によってエナメル質がなめらかになり光沢があるようにみえることと、初期の段階では痛みも刺激もないことから深刻な状態になるまで気が付かない人が多いようです。「酸蝕歯」は歯科医師や歯科衛生士のからも高い関心が寄せられており、今年4月の改正保険制度にともない、全国の歯科医院の初診問診表に食生活習慣に関する質問が加わりました。これは、歯科医師が、患者の食生活習慣を十分に把握し、「酸蝕歯」リスクを確認し、改善を促すことを目的としています。
*2 出典先:「Dental Tribune (海外版)2008年3月号」
*3 出典先:小林賢一、小林千尋、田上順次(監訳)Tooth Wear と象牙質知覚過敏、医歯薬出版株式会社Part2 9章、172 2003
■「酸蝕歯」に着目した「シュミテクトPROエナメル」
グラクソ・スミスクラインは、早くから「酸蝕歯」に注目し、2006年4月に世界初の「酸蝕歯」を考えたハミガキをEU諸国で発売しました。日本でも2007年9月に「シュミテクトPROエナメル」を発売しました。
製品名 : シュミテクト PROエナメル(医薬部外品 薬用ハミガキ) 
製品特徴 :
・ワインやフルーツなどに含まれる“酸”に着目した独自のEPF(エナメルプロテクション)処方。
・フッ素が歯のエナメル質を強化します。
・硝酸カリウムのイオンバリア効果が知覚過敏で歯がしみるのを防ぎます。
・フッ素が歯の再石灰化を促進してムシ歯を予防します
・クリーン&フレッシュな感覚を保つ新しい香味
効能・効果 : 歯がシミるのを防ぐ、ムシ歯の発生および進行の予防、歯を白くする、口中を浄化する、口中を爽快にする
製造販売元: グラクソ・スミスクライン株式会社
発売元 : アース製薬株式会社
希望小売価格 : 1,200円(110g)/消費税別
販売先 : 全国の薬局・薬店、スーパー、ホームセンターなど
「シュミテクトPRO エナメル」の販売は、グラクソ・スミスクライン株式会社のオーラルケア製品「アクアフレッシュ」「ポリデント」「ポリグリップ」ブランドと同様にアース製薬株式会社(本社:東京都千代田区)が行います。グラクソ・スミスクライン株式会社は製品の輸入とマーケティング活動を担います。
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グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。
■商品に関するお問合せ
グラクソ・スミスクライン株式会社http://glaxosmithkline.co.jp
担当:中村
TEL:03-5786-5030
シュミテクトのウェブサイト http://hagashimiru.jp

2008年06月04日 20:02

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