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「第2回統合医療CRet 研究会」を開催

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株式会社インディバ・ジャパン(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:出雲薫)はさきごろ、「インディバCRet System」のがんなどの疾病に対する、統合医療での補助的使用の可能性を検討するために昨年から始まった、「統合医療CRet 研究会」の第2回研究会を本社セミナールームで開催した。九段クリニック阿倍博幸理事長、健康増進クリニック水上治院長をはじめとする「インディバCRet System」のユーザーや、導入希望のクリニックなど医療関係者を中心に、約30名が参加した。 

今回の主テーマは「高濃度ビタミンC点滴療法と『インディバCRet System』の併用効果」で、インディバ・ジャパン医療顧問の赤坂AAクリニック、森吉臣院長にお話をいただいた。同クリニックで行われているマイルド加温(局部温度を39℃程度まで上げる療法)と高温加温(42℃程度)での「インディバCRet System」の併用における抗がん効果について、詳細な臨床例の報告があり、マイルド加温では「ビタミンCの効果を増強」、「キラーT細胞、NK細胞などリンパ球の増加」「がん細胞の抑制効果」「化学療法の効果増強」などのメリットについて述べられた。

高温加温については、直接のがん細胞死滅効果があり、医療機器にも決して劣らないか、それ以上の効果が期待できることが報告された。 

また、マイルド加温の併用効果についての、実験的研究結果について発表があった。 結腸がん細胞と、乳腺がん細胞の培養技術を用いた実験で、ビタミンCに4時間暴露培養した後に、ビタミンCを含まない培養液に移し1日後、2日後に生き残っている細胞を調べた。このビタミンCに暴露する際、培養温度を37℃と39℃の2通り設定した。これはマイルド加温に近い温度設定。

その結果、使用した結腸がん細胞では、ビタミンCの感受性が比較的低く、37℃では3%しか死滅しなかったのに対し、39℃では著明に増加して42%が死滅。乳がん細胞では37℃で70%が死滅したが、39℃ではさらに増えて84%の細胞が死滅した。すなわち2℃の温度上昇だけで、ビタミンCの効果に大きな差が生じ、39℃でいずれも死滅率が高くなることが証明された。「インディバCRet System」の併用が、ビタミンCの作用を増強させることを裏付ける実験結果だった。 

この他、「肺は熱の通りが良く、肺転移で良い症例がある」、「血流が豊かな肝臓にかける」など、参加医師から「インディバCRet System」についての利用法コメントが多くあった。リンパ球療法との併用についても、かけ方に関する実践例が数例報されたが、前立腺がんにおいては「『インディバCRet System』単体でも効果があった」というコメントもあった。 

研究会の後半では実際のがん患者に、どのように使っているのかを赤坂AAクリニックの永沢幸子氏がデモンストレーションで紹介。乳がん患者の場合は、「インディバC Ret System」を患部と思われる部位に3~5分当てる。深部の腫瘍に相当する部位に痛みを感じたら、その場所からいったんわずかに移動して周辺を加温し、また戻って患部が痛みを感じるまで加温。患者が苦痛にならない程度に患部の加温を繰り返すと説明した。

大腸がんでは、やはり患部と思われる部分に3~5分置き、乳腺と同様の方法で加温し。腫瘍の大きさ、深さなどで加温の仕方が違い、患者の感じ方なども症例ごとに異なるので一律にはいかないため、個々の患者に適した効率の良い施療プランを立てることが大切と強調した。 

研究会は、「インディバCRet System」が統合医療の現場で、既存治療の補完目的で長年使用されてきていることから、医療にどのようなかたちで寄与できるのかを意見交換する場として、今後も新たな使用法、実例などの発表を交え開催する予定。 

2009年06月09日 19:21

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