健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

ミサワホームグループ、北海道薬科大と在宅医療中心の薬剤師業務で連携/マザアス、北海道薬科大学

20120427_r03.jpgミサワホームグループの株式会社マザアス(本社 東京都新宿区/代表取締役社長 吉田肇)は、学校法人北海道尚志学園 北海道薬科大学(所在地 北海道小樽市/学長 渡辺泰裕)と、在宅医療を中心とした薬剤師業務に関わる教育・研究・研修および調剤業務における連携協定を締結しました。

近年、日本では医療や介護を必要とする高齢者が急増し、慢性的な病床数不足が問題になっていることもあり、今後は高齢者の在宅医療が増加すると予測されています。それに伴い、2012年4月に改正された介護保険法では、高齢者が地域で自立した生活を営めるよう医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが連続して提供される「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取り組みの推進が掲げられており、在宅医療におけるケア体制の充実が求められています。服薬管理の面では、薬剤師が地域の医療機関と連携し専門的な視点から評価・確認しつつ、服薬を必要とする高齢者に適正な情報提供や指導管理を行うことが重要です。

 今回の協定では、マザアスが運営するサービス付き高齢者向け住宅「マザアス札幌」で北海道薬科大学の学生のインターンシップを受け入れるほか、「マザアス札幌」の入居者向けに北海道薬科大学附属薬局が訪問薬剤管理指導を行うことにより、薬剤師の育成や地域医療の充実を推進します。その他、マザアス社員向けの服薬基礎知識研修を実施しマザアスのサービス向上も目指します。

 ミサワホームグループはマザアスを中心に20年以上前から介護・福祉事業に取り組んでおり、昨年は在宅介護をトータルにサポートする「地域密着型高齢者サポートシステム」を提案し2011年度グッドデザイン賞を受賞するなど、これまでも地域での在宅医療を見据えた取り組みを行ってきました。今回の連携で在宅医療分野を中心により一層のノウハウを蓄積し、今後の介護・福祉事業に生かす考えです。

■連携協定の内容
 ・北海道薬科大学の学生のインターンシップを「マザアス札幌」にて受け入れ
 ・マザアスの社員に対する服薬の基礎知識等の研修協力
 ・マザアスおよび北海道薬科大学が実施する公開セミナー等への協力連携
 ・「マザアス札幌」入居者に対する訪問薬剤管理指導
 ・在宅医療における薬剤師の役割に関する学術研究

*この件に関するお問い合わせ先*
ミサワホーム㈱ 経営企画部 広報・IR課 中村孝 宮田智
TEL:03-3349-8088/FAX:03-5381-7838
MAIL:Satoshi_Miyata@home.misawa.co.jp

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2012/release120426.pdf

◎ミサワホーム(株):公式サイト
http://www.misawa.co.jp/

◎(株)マザアス :公式サイト
http://www.motherth.com/

◎北海道薬科大学:公式サイト
http://www.hokuyakudai.ac.jp/

2012年04月27日 12:39

関連記事