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ビフィズス菌発酵乳が肌荒れを改善~腸内環境と肌荒れの関係を科学的に解明~/ヤクルト

株式会社ヤクルト本社では、健康な成人女性を対象に、 ビフィズス菌「ビフィドバクテリウム ブレーベ ヤクルト株」および「ガラクトオリゴ糖」を含む発酵乳(以下、ビフィズス菌発酵乳)の飲用試験を、肌が乾燥しやすい季節(秋季から冬季)に実施した結果、肌の乾燥を抑制する効果が確認されました。
今回の結果は、腸内環境と肌荒れの関係の一端を科学的に解明したもので、 便秘と肌荒れに悩む女性だけでなく、健康な女性に対し、ビフィズス菌発酵乳が QOL(Quality of Life)の向上の有効な手段となりえることを示しています。

肌荒れを起こす要因には、外的要因(紫外線や乾燥、皮膚の汚れ)と内的要因(睡眠不足、偏った食生活など)があり、内的要因の一つとして腸内環境が挙げられます。実際に、便秘の女性の多くが、肌荒れの悩みを抱えていることから、腸内環境の悪化が肌に悪影響を及ぼすと考えられています。しかし、腸内環境と肌性状の関係を詳しく調べた研究は、これまでほとんど行なわれていませんでした。

本試験の結果から、ビフィズス菌発酵乳の継続飲用により、腸内細菌が産生する腐敗産物のフェノール類が減少し、皮膚への移行量が抑えられることにより、表皮の角化が正常となり、水分が保持されたものと考えられます。

なお、本研究成果は、科学雑誌「Bioscience of Microbiota, Food and Health」の電子版(1月31日付)に掲載されました。

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF(株式会社ヤクルト本社2013年2月4日発表)
http://www.yakult.co.jp/news/file.php?type=release&id=135996223009.pdf

◎株式会社ヤクルト本社
http://www.yakult.co.jp/

2013年02月04日 16:36

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