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気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本を出版/アスコム

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株式会社アスコムは、2013年12月24日『気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本』を出版する。著者は、富永ペインクリニック院長、医学博士 富永喜代(とみながきよ)。

ペインクリニックの医師は、「痛み」を消すプロフェッショナルです。薬のほかにブロック治療、思考や行動パターンから痛みの認識を変える認知行動療法や心理療法を組み合わせ、総合的に痛みに取り組んだ治療を行います。

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 ● 痛みには3つのタイプがある
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【1】炎症が原因で起きる痛み(侵害受容性疼痛)
肩関節周囲炎(五十肩)、変形性ひざ関節症、腱鞘炎、関節リウマチなど多くが一過性で、原因となる炎症が治まれば痛みが消える。
【2】神経に原因があって起きる痛み(神経障害性疼痛)
何らかの原因によって神経に障害が生じ、それによって起こる痛みのこと。多くの場合、長引くしつこい痛み(慢性痛)へ移行し、痛みの原因となる病巣が治った後も痛みを感じ続ける特徴がある。「原因不明」と診断される痛みの大半はこの慢性痛のこと。
【3】心理的要因で起きる痛み(心因性疼痛)
不安や社会生活で受けるストレスなど、心理・社会的な要因でおこる痛みの総称。これも「原因不明」と診断されやすい痛み。

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 ● 痛みを消すための3つのポイント
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痛みは心と体の表裏一体の表れです。
【1】 痛み止めの薬を飲むだけでは治らないと心得る。
【2】 「完全な無痛」を追い求めるのではなく、自分だけの「ゴールデンゴール」を設定。
【3】 今、楽しいと思えて気分が上がる活動を思い浮かべる。

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 ● しつこい痛みをスーッと消す方法
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【1】痛みのレベルをバススコアで認識する。
バススコア…今辛いと感じている痛みを一番痛い状態を10段階とし、現在の痛みのレベルと比較することで、痛みに囚われた「無用な考え」から離れる方法。
【2】体を温めること(注意!片頭痛は温めると逆効果です。)
首にストールを巻く、患部に柔らかいサポーターを付ける、腹巻をする、ひざ・腰に掛物をするなど首筋、わき、太ももの付け根、ひじ、ひざの裏などを温めること。
【3】 3つのウォーキング方法で痛みを和らげる
(a)20歳のときに好きだった歌を歌いながら(音楽療法)のウォーキング
(b)「季節を感じるお店の商品をチェックしよう」など脳が喜びを感じる「脳内道草散歩」をしながら歩く。
(c)全神経を集中させ「100引く7ウォーキング」
【4】怒らない
怒りは痛みのスイッチ。
【5】ペンテクニックで笑顔を作る
ペンを奥歯でくわえ、口角を上げることで、脳に笑っていると錯覚を起こす。
【6】カラオケでストレスを解消
ロングブレスで、なりきって、腹筋を意識して痛みをコントロールする。
【7】フラダンスやゆっくりご飯をかんで食べることも効果的
【8】夫婦関係の在り方を考える
【9】住居環境を整える

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《富永喜代(とみながきよ)プロフィール》
富永ペインクリニック院長。医学博士。
日本麻酔科学会認定麻酔科指導医、産業医。

1998年より、聖隷浜松病院にて麻酔医として勤務。
456gのベビー(超低出生体重児)から100歳以上の高齢者、一流プロスポーツ選手まで、1日平均12人(一般的な麻酔医は1日平均2人)、延べ2万人を超える臨床麻酔実績を持つ。
この経験を通して、全身のあらゆる病気と痛みの関係について豊富な知識を持つようになり、鋭い診断力と臨床力を身につける。2008年には、愛媛県松山市に、「痛み(ペイン)で苦しまない人生を、医学の力で導く」をミッションに掲げ、「富永ペインクリニック」を開業。
ペインクリニック臨床医学、東洋鍼灸医学、認知行動療法を組み合わせた独自のペイン・セルフメディケーション・メソッドは、「痛みが消えた」「痛みをコントロールできるようになった」と評判を呼び、女性院長のクリニックでは日本一となる、年間1万5000人の肩こり、頭痛に悩む人を診療(エーザイ社調べ)。「痛み治療の第一人者」の評判を聞きつけた、さまざまな「体の痛み」に悩む多くの患者たちが、全国から訪れている。著書に『the rubber-tube stretch こりトレ』(文藝春秋)がある。

【お問合せ】
株式会社アスコム 
03-5425-6626

※詳細は下記URLをご参照ください
◎株式会社アスコム
http://www.ascom-inc.jp/

2013年12月24日 10:01

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