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セーレンと化粧品などの開発・製造・小売販売等を行う合弁会社を設立/髙島屋

株式会社髙島屋とセーレン株式会社は、“真の美しさ”を総合的に発信するブランドを開発し、製造・小売販売等を行う合弁会社「Dear Mayuko 株式会社」を設立することに合意し、2015年4月17日 合弁契約を締結しました。

「Dear Mayuko」では、“真の美しさ”を総合的に発信するブランド事業として、
1)繭から生まれた天然タンパク質「セリシン」を主成分としたビューティーケア商品(化粧品など)を主軸に、「ビスコテックス」(*)による色彩豊かなシルク雑貨を加え、店舗規模に応じてスパ・エステ、ジュースバー・カフェを併設する小売販売事業(店舗名未定)
2)オンライン販売事業
3)ヘアサロン・エステサロン・ホテルなどへの卸販売事業を行ないます。小売販売事業においては 2016 年秋に発信拠点となる第 1 号店を都内に出店いたします。その後、ショップインショップ(小型店舗)での出店もスタートし、5 年目となる 2020 年には国内・海外を合わせた多店舗展開を目指します。

「Dear Mayuko」の事業の核を成す、ビューティーケア商品に主成分として使われる「セリシン」は、絹糸を取り囲むタンパク質で、人間の皮膚の天然保湿因子に類似したアミノ酸で構成されています。

セーレンは、社名の由来にもなっている、絹糸を「精練」する過程で、職人が冷たい水に手をさらしながらも、しっとり白く、美しい手をしていたことに着目。研究の結果、その理由が、絹糸を洗い流す度に溶け出していた「セリシン」という成分であることを突き止めました。そして、世界で初めて「セリシン」を高純度に抽出・精製する独自の特許製法技術を確立するだけでなく、機能性研究にも積極的に取り組み、「セリシン」の保湿機能、抗酸化機能、美白機能、細胞活性、細胞保護などを解明し、肌にやさしい快適素材、化粧品、医薬関連資材など、人々の健康をサポートする製品を展開しております。「Dear Mayuko」では、この「セリシン」を使用したスキンケア、スカルプ(頭皮)ケア&ヘアケア、ボディケア&パーツケアなど、全身を美しくする商品の企画開発・販売をしていきます。

髙島屋には、百貨店業で培ってきた「商品企画力」「店舗の開発・運営力」、セーレンには、世界屈指の「技術開発力」「No.1 クオリティ」など、それぞれ異なる強みとノウハウがあります。合弁会社 Dear Mayuko では、この両社が持つ強みとノウハウを融合することにより、ブランディング、商品企画開発、店舗・無店舗販売・卸売まで一貫して行います。また、この事業を通じ、商品・サービスのご提供だけではなく、環境配慮と日本のシルク産業の伝統継承の活性化につながる活動にも取り組んでいきます。

【Dear Mayuko 株式会社 概要】
会社名 : Dear Mayuko 株式会社
所在地 : 東京都中央区
会社設立日 : 2015 年 5 月下旬(予定)
出資金 : 9.8 億円(資本金 4億9,000 万円)
出資比率 : 株式会社髙島屋 61.2% セーレン株式会社 38.8%
事業内容 : 化粧品の製造販売業、シルク商品の製造販売業、スパ・エステ及び飲食事業

※詳細は下記URLをご参照下さい
◎株式会社髙島屋 2015年4月17日発表
http://www.takashimaya.co.jp/corp/info/topics/pdf/201504/1504172.pdf

◎株式会社髙島屋 公式サイト
http://www.takashimaya.co.jp/

◎セーレン株式会社 公式サイト
http://www.seiren.com/

2015年04月20日 17:29

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