ルイボスエキスにリンパ管内皮細胞の接着機能向上を確認 /ポーラ化成工業 【プレスリリース】

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ルイボスエキスにリンパ管内皮細胞の接着機能向上を確認 /ポーラ化成工業

ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社は、マメ科の低木・ルイボス(学名:Aspalathus linearis)から抽出したエキスに、リンパ管内皮細胞の接着機能を高める効果があることを見出しました。リンパ管内皮細胞の接着機能が高まると、皮膚機能の恒常性を維持するリンパ管の構造が安定し、結果として皮膚の弾力性や肌荒れの改善が期待できます。

この成果は、8 月 27-29 日に京都で開催される第 62 回日本食品科学工学会にて発表するとともにポーラ・オルビスグループのオルビス株式会社から今秋に発売される美容食品に活用される予定です。

■研究の背景■

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ポーラ化成工業では、効果的な有効成分により体の中から肌を美しくする研究を行っています。これまでに、古来より健康茶、美容茶として飲用されているルイボス醗酵茶葉から抽出したルイボスエキスを 8 週間の経口摂取することにより、
1. 毛細血管の接着力が改善されること
2. 皮膚の弾力性及び肌荒れ(経表皮水分蒸散量を指標)
が改善されることを明らかにしました(2013 年 9 月 24 日リリース)。今回、皮膚内で栄養分を輸送する血管とともに密なネットワークを形成し、老廃物を回収して皮膚機能の恒常性を維持するリンパ管に着目し (図 1)、ルイボスエキスにリンパ管を構成する内皮細胞の機能を向上させる効果があることを明らかにしました。

■ルイボスエキスのリンパ内皮細胞機能改善効果■

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リンパ管は老化とともに細胞間の接着が弱くなり、老廃物の回収機能が低下することが知られています。今回、リンパ管を構成する内皮細胞を培養し、ルイボスエキスを添加したところ、リンパ管の構造安定に関わるTie2の活性*1がエキスの添加濃度に依存して増加することが明らかとなりました(図 2)。また Tie2 の活性化により、リンパ管内皮細胞同士を接着させる分子である VE カドへリン*2 の発現も増加することが分かりました(図 3)。これらのことから、ルイボスエキスは血管内皮細胞だけでなく、リンパ管内皮細胞の接着力も高め、構造を安定化させることで、栄養の配分と老廃物の回収という循環機能を維持・正常化し、結果として皮膚の弾力性及び肌荒れの改善を導くのではないかと考えられます。

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*1 ; Tie2 の活性化について
細胞表面に存在する受容体タンパク質 Tie2 がリン酸化され、活性化されると Akt 経路を介して細胞の生存促進、抗炎症作用、内皮細胞間接着増強に寄与することが知られています。Tie2 受容体の活性化は、加齢とともに弱まることも知られています。
*2 ; VE カドヘリンについて
カドヘリンは細胞表面に存在する糖タンパク質の一群で、細胞接着をつかさどる分子。VE カドヘリンは血管内皮細胞同士の接着に関わります。

【お問い合わせ】
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
コーポレートコミュニケーション室
Tel 03-3563-5540/Fax 03-3563-5543


※詳細は下記URLをご参照下さい
◎株式会社ポーラ・オルビスホールディングス 2015年8月24日発表(PDF)
http://news.e-expo.net/pdf/2015/20150824_pola-rm.pdf

◎ポーラ化成工業株式会社 公式サイト
http://www.pola-rm.co.jp/

2015年8月25日 11:49 [団体・学会]
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