日本製紙株式会社は、インキ乾燥性とインキ耐摩擦性が高い、新製品「ユーライトDRY」を10月13日より販売を開始しました。
印刷会社では、小ロット・短納期の仕事が増加しており、またユーザーからの印刷再現性に関する要求も年々高くなっています。これらに対応する為、インキを素早く乾燥させる紙が求められています。
新製品の「ユーライトDRY」は同社のコート紙の代表銘柄である「ユーライト」をベースに、紙の表面に塗工する材料に、従来品よりも細かい粒子を使用することで、インキの油成分が紙内部に浸透しやすくなり業界トップのインキ乾燥性を実現しました。また紙の表面に滑らかさを持たせることに成功、インキの耐摩擦性が高くなり、こすれに強い紙になりました。通常、インキ乾燥性が向上すると、印刷後の色鮮やかさが欠けてしまいがちになりますが、「ユーライトDRY」は最適な材料の選定と配合割合を見直すことで、インキ乾燥性の向上と印刷再現性の向上、この相反する2つの目標を同時にクリアし、従来品を上回る印刷再現性も実現することができました。
パンフレット・リーフレット・カレンダーなど、さまざまな用途にご利用いただけます。
※詳細は下記URLをご参照下さい
◎日本製紙株式会社 2015年10月13日発表
http://www.nipponpapergroup.com/news/year/2015/news151013003187.html
◎日本製紙株式会社 公式サイト
http://www.nipponpapergroup.com/
