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高カカオチョコの継続摂取で短鎖脂肪酸を産生する有用菌の増加を確認/明治

株式会社 明治は、“チョコレートの機能性研究”の一環として「メディアセミナー」を実施し、帝京大学 古賀准教授との共同研究により、高カカオチョコレートが、大腸内で短鎖脂肪酸(※1)を産生する有用菌であるフィーカリバクテリウム属菌の割合を増やすことを発表しました。

【内容】
■演題名
高カカオチョコレートの継続摂取による短鎖脂肪酸産生菌の増加について

■概要
20~50歳の便秘を自覚する女性(週平均排便回数;4回以下)に高カカオチョコレート(n=15)もしくはホワイトチョコレート(n=15)を、一日5~6粒(計25g)、2週間連続でそれぞれ摂取していただきました。以前の臨床試験により、高カカオチョコレートを2週摂取することで、平均排便回数が2.8回/週から4.9回/週に向上し、便通の改善が示されました(【高カカオチョコレートの継続摂取による便通改善効果】ご参照)。

便通の改善が見られたことから、高カカオチョコレートは腸内環境に何らかの影響を与えると推測されたため、今回、次世代シークエンサー(※2)を用いたメタゲノム解析(※3)を行うことで摂取前から摂取2週後の腸内細菌叢の変化について評価しました。

本研究により、高カカオチョコレートを摂取すると腸内細菌叢のうち、フィーカリバクテリウム属の腸内細菌(フィーカリバクテリウム プラウスニッツィ:Faecalibacterium prausnitzii)が腸内細菌全体に占める割合を増加させる一方で、ホワイトチョコレートを摂取してもこの菌の割合は殆ど変化しないことが確認できました(図ご参照)。

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フィーカリバクテリウム属の細菌は、大腸内で短鎖脂肪酸(特に酪酸(※4))を大量に産生する善玉菌として知られ、抗アレルギー、抗炎症にも働くという報告もなされています。また、一部の例外を除いて、この菌の増加(占有率の増加)は腸内菌叢の健常性(腸の健康)の向上を表すことがこれまでの様々な研究により示されています。本結果により、高カカオチョコレートには、便の嵩増し効果による便通の改善効果だけで無く、フィーカリバクテリウムのような有用菌の割合を増やすことで、腸内環境をより健康にする効果を示す可能性が示唆されます。

※占有率:メタゲノム解析にて検出された全ての菌の量を100%とした場合に、ある菌がどれくらいの割合を占めているかを示す比率です。

【ご参考】

(※1)短鎖脂肪酸:酢酸、酪酸、イソ酪酸、プロピオン酸などの炭素数2~6の脂肪酸を指します。腸内においてこれら短鎖脂肪酸は、腸内細菌叢により食物繊維やオリゴ糖などから作られることが知られています。

(※2) 次世代シークエンサー:遺伝子(DNA)の塩基配列を解読する装置です。この装置を使うことで、例えば腸内細菌叢を構成する菌の種類と量を同時に定量することが可能です。

(※3) メタゲノム解析:土壌、口腔、腸内では様々な種類の菌からなる菌叢が構成されています。これらの菌叢から抽出したDNAをまるごと解析する方法です。未知の細菌や、これまで検出が困難であった難培養性菌なども測定できる方法です。

(※4) 酪酸:腸内において重要な短鎖脂肪酸の一種です。酪酸は大腸粘膜細胞の必須栄養素であり、便通の改善、大腸がんの抑制、クローン病の改善などとの関連が知られています。また酪酸が欠乏すると大腸の機能不全が起こることが知られています。

※ご参考
【高カカオチョコレートの継続摂取による便通改善効果】
帝京大学と共同で「チョコレート摂取による腸内環境改善効果の探索的研究」を行い、高カカオチョコレートの継続摂取により便通改善効果があることを確認しました。
この臨床試験では、20歳以上50歳未満の便秘傾向の女性を、カカオ分72%の高カカオチョコ レート摂取群(16名)と、対照群としてホワイトチョコレート摂取群(15名)に分けて行ったところ以下の結果が得られました。
■「1.排便回数」「2.便色」「3.便量」の3項目について、いずれも高カカオチョコレート摂取群がホワイトチョコレート摂取群を上回る結果となりました。

■「腸内フローラ(腸内細菌叢)」を変化させる効果があることを確認しました。

■両グループとも、試験期間中に体重変動はありませんでした。

このような状況を踏まえて行われた本臨床試験では、注目すべき結果として、主に以下の事項が確認されました。
———————————————–
高カカオチョコレートの継続摂取による便通改善効果
———————————————–
●排便回数が有意に増加
高カカオチョコ摂取群は、摂取2週間で平均排便回数が2.8回→4.9回に
●便色が改善傾向に
高カカオチョコ摂取群は、摂取2週間で便色が改善
●便量が増加する傾向に
高カカオチョコ摂取群は、摂取2週間で排便量が2倍以上に

【詳細は下記URLをご参照下さい】
株式会社 明治 2016年9月30日発表
株式会社 明治 公式サイト

[ 特 集 ] 機能性表示食品制度[機能性表示対応素材] 《更新随時》

2016年10月03日 18:05

医薬品成分を含有する製品(無承認無許可医薬品)について/厚労省(横浜市)

横浜市では、いわゆる健康食品と称して販売されている製品(強壮又は痩身効果を目的とする製品)による健康被害の未然防止のため、買い上げ検査及び広告の監視指導を行なっています。このたび、通信販売による買い上げ検査を行い、横浜市衛生研究所で分析した結果、勃起不全の治療に用いられる医薬品成分「シルデナフィル」が検出されました。

このことは、医薬品医療機器等法第 55 条第2項(無承認無許可医薬品の販売、授与等の禁止)の規定に違反することから販売者を所管する東京都へ医薬品医療機器等法違反として指導、措置を依頼しました。なお、現在のところ健康被害発生の報告はありません。
※医薬品医療機器等法:正式名称「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」

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1 製品の概要
商 品 名:アゲインパワー
内 容 量:8粒及び 16 粒
販 売 者:株式会社泰進堂
東京都台東区台東4-29-11

2 検出された医薬品成分(シルデナフィル)について
・医薬品成分
シルデナフィル
・検出された量
30 mg/粒

3 市民の皆様へ
健康被害防止のために次のことをホームページに掲載し、健康被害の防止に努めます。

(1) この製品の服用により、健康被害が発生する恐れがあります。製品が原因と疑われる症状があらわれた場合には、直ちに服用を中止して、医療機関を受診してください。

(2) インターネット等で販売されているいわゆる健康食品の中には、健康を害する成分が含まれていることもあります。これらを服用することにより、健康被害が生じているケースはこれまでにも多数ありますので、購入時にはご注意ください。

(3) 上記製品の服用が原因と疑われる健康被害については、健康福祉局医療安全課又は各区福祉保健センター生活衛生課までご相談ください。

4 医薬品成分(シルデナフィル)について国内ではシルデナフィルのクエン酸塩が医薬品(販売名:バイアグラ錠等)として承認されております。なお、承認されているシルデナフィルクエン酸塩の適応と主な副作用は、次のとおりです。

適 応:勃起不全
副作用:血管拡張、頭痛、動悸等
添付文書上の警告:
高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

【詳細は下記URLをご参照下さい】
厚労省(横浜市) 2016年9月30日発表
厚労省 公式サイト

2016年10月03日 16:56

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