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高機能メンブレン「MIRAIM®」の量産設備を新設/帝人

帝人株式会社は、「MIRAIM®」ブランドで展開している高機能メンブレンに対する需要が旺盛であることから、松山事業所内に量産設備を新設します。

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これによる投資金額は約30億円。同社は、2002 年よりポリエチレンを使用したメンブレンの事業展開に向けた取り組みに着手し、松山事業所内に開発設備を設置して、メンブレンの製造技術や無機粒子をメンブレンに分散化する技術を蓄積してきました。

2015 年からはこの設備を高機能メンブレンの製造に活用し、「MIRAIM®」ブランドで事業展開しています。

「MIRAIM®」は、膜厚、孔径、空隙率を自在にコントロールできることや、メンブレンへの微粒子分散技術、異種ポリマーの多孔膜を両面にコーティングできる技術などを特徴としており、リチウムイオン電池用セパレータ以外の用途に向けて幅広く展開しています。

こうした中、世界的に半導体需要が旺盛であることを背景に、「MIRAIM®」に対して、半導体の高機能化に欠かせないフォトレジスト用途をはじめとする液体フィルター向けの需要が拡大していることから、このたび量産設備の新設を決定しました。同設備は、松山事業所内において 2019 年初頭に稼働を開始する計画です。

「MIRAIM®」については、既存の展開用途に加え、今後は熱交換器や燃料電池などのエネルギー分野や、異物除去フィルター・細胞培地シートなどの「ヘルスケア分野」に向けた用途開拓も強力に推進します。

■リリースに関するお問合せ先
帝人株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL:(03)3506-4055

【詳細は下記URLをご参照ください】
帝人株式会社   2018年2月6日【PDF】発表
帝人株式会社   公式サイト

 

 

2018年02月06日 17:17

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