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自販機で乳児用液体ミルクを発売~24時間購入可能~/江崎グリコ

江崎グリコ株式会社は、2019 年 5 月 1 日(水)、北海道浜頓別町にオープンする道の駅「北オホーツクはまとんべつ」において、自動販売機での乳児用液体ミルクの販売を開始します。自動販売機での販売により、時間を問わず 24 時間いつでも購入することができるのでお出かけの際に便利で、災害時の備蓄用としての活用も見込まれます。

■ “子育て”と“防災”の拠点としての「道の駅」
全国で 1154 カ所が登録されている「道の駅」は、旅行者だけでなく、地域にとって欠かせない存在になっています。当初の「道の駅」は、道路利用者に対する飲食やトイレなどのサービス提供、地域産業振興などが主な目的でした。しかし現在では、「道の駅」そのものを目的地としてもらうための機能強化により、様々なタイプの駅が全国で登場しています。そして道の駅では次のステージに向け、新たな取り組みがスタートしています。その一つが「子育て支援」と「防災」のインフラ整備です。「子育て支援」として、国土交通省は、2018 年 9 月 28 日、「道の駅」等における子育て応援の取り組み方針を発表し、授乳やおむつ交換スペースとして 24 時間利用可能な「ベビーコーナー」を国が整備した道の駅について 2021 年までに整備するとし、今後新設する施設では標準装備する方針を打ち出しています。一方、「防災」としては、避難場所や復旧拠点として防災インフラの機能強化が以前から進められており、国土交通省が 2019 年 1 月に設立した「新『道の駅』のあり方検討会」では、第二回検討会でその中間整理案がまとめられ、防災拠点としての機能強化が提言されています。

■ 道の駅の自動販売機で乳児用液体ミルクを販売
2019 年 5 月 1 日(水)、北海道浜頓別町にオープンする道の駅「北オホーツクはまとんべつ」は、遊具や多目的ホール、カフェなどを完備しています。国土交通省北海道開発局では、道の駅の子育て応援施設整備に関し、24 時間利用可能なベビーコーナーの設置、おむつのばら売りなどの取り組みを進めています。今回、その一環として、夜間でも安心・安全に利用出来る子育て応援設備として、おむつと乳児用液体ミルク等を販売する自動販売機が、国土交通省北海道開発局、道の駅設置者である浜頓別町、北海道コカ・コーラ株式会社の協定により、同駅に設置されます。その自動販売機で発売されるのが同社の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」です。

■ 子育てと防災に役立つ「乳児用液体ミルク」
乳児用液体ミルクは、常温で長期保存ができ、水やお湯がなくても清潔な哺乳瓶があれば授乳できるため、災害時の授乳や育児の負担軽減が期待されています。2018 年 6月には東京都が災害時に緊急輸入する調達体制を整備し、西日本豪雨や北海道胆振東部地震などの被災地への支援物資として活用されました。同社では、昨年 8 月の厚生労働省及び消費者庁での制度改正を受けて、本年 3 月 5 日に国内で初の国内製造した乳児用液体ミルクを発売しました。

■ 商品特長
(1)母乳に近い栄養成分※1
同商品は、母乳をめざし成分ひとつひとつと原料にこだわりました。母乳と同程度にミネラル含有量、ナトリウム量を調整しているので、赤ちゃんの繊細な体にやさしいミルクです。さらに、母乳にも含まれるガラクトオリゴ糖を配合することにもこだわりました。

(2)赤ちゃんにゴクゴク飲んで欲しい安心の「白さ」
乳児用液体ミルクは長時間かけて加熱殺菌すると、ミルクの成分が焦げ、茶色がかります※2。同商品は、超高温短時間殺菌で、余分な熱を加えずミルク本来の白さをキープします。赤ちゃんにゴクゴク飲んで欲しくなる、安心の「白さ」です。

(3)世界で一番使われている「紙パック」
同商品は、海外の乳児用液体ミルクで主流の紙パックを使用。6 層からなる構造でしっかりおいしさを守ります。しかも、軽くて持ち歩きやすく、捨てやすい。赤ちゃんの体と心を想うだけでなく、ミルクを用意するお母さんお父さんの使いやすさも考えました。

(4)長期常温保存も安全安心
母乳をめざし、成分ひとつひとつと原料にこだわったミルクを「無菌パック製法」で無菌化された状態でつめるので、常温で賞味期限 6 か月という長期保存が可能です。だから、いざというときの備えにも安心です。

※1 脂質、炭水化物、ナトリウム
※2 同社製法「超高温短時間殺菌」とレトルト加熱殺菌を比較(同社試作結果より)。

【詳細は下記URLをご参照ください】
江崎グリコ株式会社   2019年4月24日【PDF】発表
江崎グリコ株式会社    ホームページ

2019年04月25日 11:59

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