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研究開発拠点を再編成「先端技術研究所」本格稼働開始/コーセー

株式会社コーセーは、東京都北区に「先端技術研究所」を2019年3月に竣工し、同年7月より本格稼働しました。価値創出の要である研究開発拠点を再編し、創業の地である王子に集約。同社グループの掲げる「世界で存在感のある企業への進化」の実現に向け、広く世界に通用する視点で、斬新な発想やシームレスなコミュニケーションによる新たな独自価値創出と「サステナビリティ」・「アダプタビリティ」の要素をもちあわせたモノづくりに取り組んでいます。


「先端技術研究所」の建設は、これまで東京都板橋区にあった「基礎研究所」を移転し、「製品開発研究所」と「技術情報センター」のある王子の一ヶ所に集約させ、“Compact & Swift”としたコンセプトの元、機動的に、かつ情報・発想がクロスする創造的な研究環境の実現を目的としています。

この再編により、研究施設間の物理的・時間的・心理的距離が近くなるだけでなく、本社のマーケティング部門や販売部門との連携も一層密となり、消費トレンドやお客さまのニーズをいち早く捉えた研究開発を加速させていきます。

また、独自のモノづくりにこだわり創業した同社にとって、この地への集約は、脈々と引き継がれてきた同社の DNA とも呼べる、職人気質や挑戦への思いを伝承、進化させていくことを意味しています。その進化に向け、今後は新たな価値創出への化学反応を起こすべく、オープンイノベーションの考えのもと、モノづくりへのこだわりとともに、外部との連携の強化に取り組んでいきます。

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■ 先端技術研究所の特徴的な設備
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1.光や緑など自然を取り入れた創造的空間3 階のメインとなる執務室には自然光が降り注ぐ天窓を設け、地階からの吹き抜けとなるサンクンガーデンには階上まで伸びるグリーンなどを植栽。リラックスできる空間を随所に設置することで、創発を喚起します。

2.エレガントでありながら機能性に富んだ外壁デザイン性とともに通風に優れ、遮光性、遮視性を確保。緻密に計算されたレンガの配置パターンとそれを実現するレンガ職人の匠の技の融合で、化粧品の研究所らしい佇まいにより、地域の景観となじむ都市型研究所を実現しました。配管などは、建物と外壁の間に設置することで露出をさせず、景観に配慮しつつ、研究・執務スペースを最大限確保しています。

3.効率性とイノベーションが両立できるゾーニング設計業務を進める中で新たな発想が浮かんだ「場所」「タイミング」などについて設計開始時点で研究員にヒアリングを行ない、得られたデータおよび動線についてシミュレーション解析。研究業務の効率性斬新な発想によるイノベーションが両立できるゾーニング設計を実現しました。

4.最先端の評価研究棟を併設 地球上のあらゆる温度、湿度、光環境を再現可能な試験室を設置し、化粧品の使用効果を、「測定」「評価」「検証」する機能を幅広く強化。最先端の研究から得られた成果を、様々な環境下で評価・検証し、グローバルに製品展開する上での品質評価に不可欠な重要な施設です。

 

 

【 詳細は下記URLをご参照ください 】
株式会社コーセー   2019年7月16日【PDF】発表
株式会社コーセー   公式サイト

2019年07月16日 11:00

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