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クリスチャン・ハンセン社と販売代理店契約を締結、プロバイオティクス素材の販売を開始/帝人

(掲載内容)
帝人(株)(本社:大阪市北区、社長:鈴木 純)は、世界的なバイオサイエンス企業であり、プロバイオティクス*1のリーディングサプライヤーであるChr. Hansen Holding A/S(本社:デンマーク・ホルスホルム、CEO:マウリシオ・グラバー、以下「クリスチャン・ハンセン社」)と、日本における健康食品用途および育児用調製粉乳用途へのプロバイオティクス原料の販売代理店契約を締結しました。

これにより当社は、これまで展開してきたプレバイオティクス*2素材に加え、プロバイオティクス素材の販売を開始し、機能性食品素材事業のさらなる強化を図ります。

*1 プロバイオティクス: 適正量を摂取した宿主に有用な作用を示す生菌体

*2 プレバイオティクス: 大腸内の特定の細菌の増殖および活性を選択的に変化させることにより、宿主に有利な影響を与え、宿主の健康を改善する難消化性食品成分

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■ 背景・狙い
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1.当社は、ヘルスケア事業の発展戦略の1つとして機能性食品素材事業を掲げており、腸内環境を整えることで「未病」「予防」に貢献するプレバイオティクスに着目し、2016年からスーパー大麦「バーリーマックス®」、2018年から水溶性食物繊維「イヌリア®」の素材開発および販売を展開しています。

2.そして、機能性食品素材事業の拡大を図る当社は、「バーリーマックス®」「イヌリア®」などのプレバイオティクス素材と相性が良いプロバイオティクス素材をラインアップに加えることが必要と考えて調査を進めていました。

3.一方、クリスチャン・ハンセン社は、2013年より日本において、一般食品以外に向けた機能性乳酸菌などの事業を展開していますが、顧客サポート体制のさらなる強化と事業拡大を図ることができるパートナーを探していました。

4.こうした中、プロバイオティクス素材の事業展開を模索していた当社と、日本市場におけるパートナーを求めていたクリスチャン・ハンセン社のニーズが合致したことから、このたびの契約締結に至りました。

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■ 販売代理店契約の概要
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1.このたびの販売代理店契約の締結により、当社は、クリスチャン・ハンセン社が製造するプロバイオティクス関連製品を、日本市場における健康食品用途(タブレット、カプセル、粉末スティックなど)および育児用調製粉乳用途への原料として輸入販売する権利を取得します。

2.販売対象となる製品は、エビデンスが豊富な自然由来のビフィズス菌「BB-12」や乳酸菌製剤「UREX」など6種のプロバイオティクス関連製品です。

3.両社の強固な協力関係のもと、当社は、クリスチャン・ハンセン社が培ってきたノウハウの共有や技術支援を得ながらマーケティング活動を展開していきます。

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■ 今後の展開
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1.今後、当社の機能性食品素材事業は、市場規模1.5兆円と言われる健康食品市場のメーカー各社に向けて素材提案を行います。また、育児用調製粉乳への採用も目指していきます。

2.当社は、プレバイオティクスおよびプロバイオティクスのそれぞれにおいて素材開発や製品ラインアップの拡充を進め、機能性食品素材事業をヘルスケア事業領域における将来のコアビジネスとして育成していきます。

3.帝人グループのヘルスケア事業は、一人ひとりが生まれてから最後の日を迎えるまでの人生を支えることを目指しており、今後も、機能性食品素材事業で世界中の人々の「Quality of Life」の向上に貢献してきます。

【詳細は下記URLをご参照ください】
帝人株式会社 2020年1月9日発表
帝人株式会社 公式サイト

2020年01月10日 17:50

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