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米国で日本産ノングルテン米粉のプロモーションを開始/トランスコスモス

トランスコスモス株式会社は、米国向けに日本産ノングルテン米粉のプロモーション活動を開始しました。米国市場で日本産ノングルテン米粉の認知を広げるための活動を行います。

近年、米国などを中心として、小麦などに含まれるグルテンにより食物アレルギーを発症する方やセリアック病患者(*1)が増加していること、健康志向などからグルテンフリー(*2)食品の人気が高まっています。これらのニーズに応えるため、農林水産省では世界最高基準の検査法を活用した高基準の1μg/g(=1ppm)以下の米粉を「ノングルテン米粉」と表示するガイドラインを策定しました。日本産ノングルテン米粉は、お米を非常に細かく砕き粉状にすることができるため、パンやケーキなど、さまざまな食べ方に対応できる、米を主食としない方々にも受け入れられる注目の小麦代用品です。

(*1)小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患です。NPO法人 国内産米粉促進ネットワークがまとめた調査報告書によると、アメリカでは300万人のセリアック患者がいると推定されています。
欧米・豪州等6か国、組織におけるグルテンフリー表示に係る調査報告書 https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/attach/pdf/index-63.pdf

(*2)グルテンフリーは、一般的に20ppm以下(グルテン含有量100万分の20以下)を基準として定めていますが、日本ではより厳しい1ppm以下(グルテン含有量100万分の1以下)を基準とした「ノングルテン」認証の米粉が作られています。
日本環境保健機構・米粉製品ノングルテン認証機関 https://nongluten.jp/about/

トランスコスモスは、米国において日本産ノングルテン米粉および米粉製品の魅力を広く知ってもらうため、WebサイトとFacebookを開設しました。ノングルテン基準についてや日本産ノングルテン米粉の紹介、現地の方々が好みそうな米粉を使ったレシピなどを掲載しており、今後は米国で購入可能な商品を紹介していきます。また、これらのプロモーションを通して、ノングルテンマークの認知度向上も目指します。運用は、米国を拠点とする子会社transcosmos America Inc.が行います。

尚、同取り組みについては農林水産省「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト推進支援事業」の補助を受けています。

Webサイト:THE POWER OF JAPANESE RICE FLOURURL:https://www.japanesericeflour.com/
Facebook:https://www.facebook.com/ThePowerOfJapaneseRiceFlour/

トランスコスモスは世界30の国と地域に拠点をもち、お客様企業の海外展開を支援しています。各地の文化や商習慣、ニーズにマッチする商品を調査・分析し、戦略・企画立案からクリエイティブ制作、WebサイトやECサイトの構築・運用、デジタルマーケティング、カスタマーサポートまでをワンストップで提供することが可能です。今後とも、まだ海外市場に浸透していない優良な商品の海外プロモーションを支援していきます。

【詳細は下記URLをご参照ください】
トランスコスモス株式会社 2020年1月22日発表
トランスコスモス株式会社 公式サイト

2020年01月23日 15:07

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