健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

GWへ向け「巣ごもりサプリ」に人気/ファンケル

株式会社ファンケルは、今年 4 月の通信販売におけるサプリメントの売り上げ動向を、新型コロナウイルスがまん延する前の前年同時期と比較しました。新型コロナウイルスの感染拡大や外出自粛という社会生活の大きな変化に伴い、人々の意識も変わっており、健康維持に欠かせない必須栄養素のサプリメントや、免疫への働きが注目されたサプリメント、食べ過ぎや飲み過ぎを気にする人のサプリメント、抗ストレスや睡眠系サプリメントなどの売り上げが上がっています。サプリメントを定期的にお届けするサービスの利用が増えており、日常的なサプリメントの摂取で健康維持を目指す方が増えていることも伺えます。今年のゴールデンウィークは、政府から外出自粛が強く要請されており、家で過ごす時間(=巣ごもり)が増えるため、食べ過ぎや飲み過ぎに対応する「カロリミットシリーズ」や「内脂サポート」、手軽に栄養が摂れる「青汁」などの「巣ごもりサプリ」が人気となりそうです。

最も売り上げの伸びが顕著なのがビタミンDで、前年同時期に比べ 3 倍以上の伸びとなっています。約 8 割増となったプロポリスとともに免疫への働きが注目されたことが影響していると思われます。このほかに目立つのが、健康維持に欠かせない必須栄養素であるビタミン・ミネラルの伸長です。ビタミンDのほか、ビタミンCが 7 割増、マルチビタミン&ミネラルが 5 割増、ハイグレードビタミンも 4 割超の伸びで、必須栄養素を充足させて感染の対策をしようというニーズが伺えます。必須栄養素などをアソート(個包装)した、20 代からのサプリ(男女)もそれぞれ、4 割、7 割超と高い伸びで基本栄養パックも 4 割増と好調です。不足しがちな必須栄養素をサプリメントで、うまく補う方が増えているためと思われます。

外出自粛の影響が推測されるのが、お酒を飲む方に人気のサプリメント「牡蠣&ウコン たのもし」が約 9 割増となっている点です。自宅でお酒を飲む機会が増えたことが原因と分析しています。「糖や脂肪の吸収を抑える」カロリミットが約 5 割増となっていることは、外出自粛で食べ過ぎが気になっているためと思われます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 精神的なストレスやテレワークの影響も
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
巣ごもりのストレスからか、一時的な精神的ストレスを緩和する「ストレスケア」(11.9%増)、睡眠の質を高める「快眠サポート」(11.9%増)、「ぐっすり時間」(36.1%増)なども人気です。テレワークでパソコンなどを使う機会が増えたことを反映して、目の疲労感を緩和する「ブルーベリー ミエルネ」(20.3%増)や手元のピント調整力やぼやけの緩和の「えんきん」も堅調です。期間中、通信販売でのサプリメントの売り上げは約 10%増となっており、全体的にニーズが高まっています。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 定期お届けコース「ファンケル定期便」の利用者が増加。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
新型コロナウイルスの発生前と比べると、サプリメントを定期的にお届けするサービスの利用が増えています。昨年 11 月と今年 3 月では、定期お届けコースの新規の登録件数が 50%以上の伸びとなっており、日常的かつ継続的なサプリメントの摂取で健康維持を目指す方が増えていることも伺えます。定期お届けコースにすることで①初回のお届けから約 10~15%OFF②3,000 円(税込)以上で送料無料③お誕生日月はポイント還元 2%アップ④プレゼントキャンペーンなどの特典のほか、まとめての配送や配送期間の指定などに柔軟に対応していることも影響していると思われます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 外出自粛で「巣ごもりサプリ」が人気に
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
今年のゴールデンウィークは全国で「緊急事態宣言」の対象期間となっており、政府が外出自粛を強く呼びかけ、行楽地やレジャー施設なども閉鎖される予定です。一方で政府のコロナ対策本部専門家会議は、感染防止対策として通信販売の利用を呼び掛けており、サプリメントの通販ニーズは増えると予想されます。ゴールデンウィーク期間は、家で過ごす時間が増え、食べ過ぎや飲み過ぎ対策のサプリメント「内脂サポート」(体重・体脂肪を減らす)、「カロリミットシリーズ」(食事の糖や脂肪の吸収を抑える)など、人での臨床結果で効果を確認した機能性表示食品が人気となりそうです。また引き続き、ビタミン・ミネラルなどの必須栄養素や、手軽に栄養素が補給できる「青汁」も人気となりそうです。外出自粛が長引くことで、ストレス対策の「ストレスケア」、睡眠の質を高める「快眠サポート」などの機能性表示食品の引き合いが強まることも想定されます。当社ではゴールデンウィークの期間中も、健康相談室(電話:0120-750-210)などで商品の選択やお薬との飲み合わせなどのご相談に対応してまいります。電話窓口の感染対策については、拠点を分散化して、フロアの人数を減らすなど、根本的な部分を含めて、徹底して行います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ ファンケル総合研究所 機能性食品研究所 所長 寺本祐之のコメント
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
免疫機能の維持には、ビタミン、ミネラルや乳酸菌などさまざまな栄養やファクターが関係していると考えられています。特に、ビタミンDは日光を浴びることにより体の中で作られるビタミンですので、外出の自粛により不足することが懸念されます。さらに、これまでの生活においても不足している人が多いという報告もあり、特に注意が必要なビタミンです。肥満などの体の変化によっても免疫に影響が出ることが報告されています。体重のコントロールや健康診断での数値を見直し、これまで以上の健康管理が重要です。食事量のコントロールや適度な運動に加え、サプリメントの活用をお勧めします。

【詳細は下記URLをご参照ください】
株式会社ファンケル 2020年4月27日【PDF】発表
株式会社ファンケル

2020年04月28日 16:41

関連記事