ウォーキングが末梢動脈疾患患者の持久力を改善 【海外ニュース】

ウォーキングが末梢動脈疾患患者の持久力を改善

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末梢動脈疾患(PAD)と呼ばれる脚(下肢)の血管閉塞を有する患者には、計画的なプログラムに基づくウォーキング(歩行)が良いことが、新しい研究によって示された。

今回の研究は、米ノースウェスタン大学フェインバーグFeinberg医学部(シカゴ)内科教授のMary M. McDermott博士らが、米国政府の資金援助を受けて、PAD患者156人を対象に実施したもの。被験者の大部分には、動脈閉塞の典型的な症状である 疼痛は認められなかった。同氏は「以前の研究はすべて、間欠性跛行(かんけつせいはこう)患者に焦点を当てていたが、今回は、無症状の患者を含み、脚の強 度に関する試験を行ったという2つの点で異なる」としている。

研究の結果、定期的に6分間のトレッドミル歩行をすることによって、持久力と生活の質(QOL)が改善した。研究を実施した6カ月の間、定期的に6 分間のトレッドミル歩行を行った参加者の歩行距離は約69フィート(約21m)増加したが、歩行を行わなかった参加者では49フィート(約15m)減少し た。

McDermott氏は「症状の有無にかかわらず、医師は全PAD患者に定期的な運動プログラムを監視下で行うことを勧めるべきである。40分間の ウォーキングを週3回、6カ月以上行うことが推奨される。ウォーキングはトレッドミルでもサイドウォーク(sidewalk)でもよいが、トレーナーをつ けるのがベスト。持続的な脚の疼痛は治療の必要性を示す指標だが、症状がなくとも、足首と上腕の血圧差を測定することでPADの検査はできる」という。

米ミズーリ大学(ミズーリ州コロンビア)生理学教授のRonald Terjung氏は、ウォーキングによる能力改善の理由として「最大の運動時には血液からの酸素摂取が増大する可能性がある。また、動物試験では、このよ うな運動によって"側副血行"(下肢に血液を供給する血管数が増える)が改善することも示されている」と述べている。研究報告は、米国医師会誌 「JAMA」1月14日号に掲載された。(HealthDay News 1月13日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=623034
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2009年1月27日 17:41 [医療全般]|[治療]

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