新世代の抗うつ薬で最も有効な薬剤はセルトラリンとescitalopram 【海外ニュース】

新世代の抗うつ薬で最も有効な薬剤はセルトラリンとescitalopram

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新世代の抗うつ薬のうち、有効性と患者の受け入れやすさという点で、セルトラリン(商品名:Zoloft,日本での商品名ジェイゾロフト)と escitalopram(Lexapro、日本国内未承認)が最も優れており、reboxetine(Edronax/Vestra、同)の有効性が最 も低いことが、イタリアの研究で示された。

この知見は、イタリア、ベローナ大学のAndrea Cipriani博士らが大うつ病(major depression)患者2万5,000人以上を対象とした117件の無作為化対照試験研究(1991年~2007年11月30日、被験者2万 5,928例)をレビューして得られたもの。対象となった抗うつ薬は下記の12剤(一般名/商品名):
・bupropion(Wellbutrin/Zyban)-ノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬
・citalopram(Celexa)-SSRI
・duloxetine(Cymbalta)-SNRI
・escitalopram(Lexapro)-SSRI
・fluoxetine(Prozac)-SSRI
・フルボキサミン(ルボックス)-SSRI
・ミルナシプラン(トレドミン)-SNRI
・mirtazapine(Remeron)-四環系抗うつ薬
・パロキセチン(パキシル)-SSRI
・reboxetine(Edronax/Vestra)-選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
・セルトラリン(ジェイゾロフト)-SSRI
・venlafaxine(Effexor)-SNRI
(SSRI: 選択的セロトニン再取り込み阻害薬、SNRI:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬。英文表記の製剤は日本国内未承認)。

分析の結果、セルトラリンは、duloxetineに比べ30%、以下フルボキサミン(27%)、fluoxetine(20%)、パロキセチン (25%)、reboxetine(85%)に比べてそれぞれ有効であった。また、escitalopramはduloxetine に比べ33%、以下フルボキサミン(35%)、fluoxetine (32%)、パロキセチン(30%)、reboxetine(95%)に比べてそれぞれ有効であった。nirtzapineとvenlafaxineの有 効性はセルトラリン、escitalopramと同等であったが、後者の2剤では患者が最も受け入れやすく、治療中止患者数が有意に少なかった。

Cipriani氏らは「escitalopramとセルトラリンは有効性と受け入れやすさのバランスが最も良く、中等度から重度の大うつ病の治療 開始時の最良の選択である」と述べている。研究結果は、英医学誌「The Lancet」オンライン版に1月29日掲載された(印刷版は近日号に掲載予定)。(HealthDay News 1月29日)

新世代の抗うつ薬のうち、有効性と患者の受け入れやすさという点で、セルトラリン(商品名:Zoloft,日本での商品名ジェイゾロフト)と escitalopram(Lexapro、日本国内未承認)が最も優れており、reboxetine(Edronax/Vestra、同)の有効性が最 も低いことが、イタリアの研究で示された。

この知見は、イタリア、ベローナ大学のAndrea Cipriani博士らが大うつ病(major depression)患者2万5,000人以上を対象とした117件の無作為化対照試験研究(1991年~2007年11月30日、被験者2万 5,928例)をレビューして得られたもの。対象となった抗うつ薬は下記の12剤(一般名/商品名):
・bupropion(Wellbutrin/Zyban)-ノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬
・citalopram(Celexa)-SSRI
・duloxetine(Cymbalta)-SNRI
・escitalopram(Lexapro)-SSRI
・fluoxetine(Prozac)-SSRI
・フルボキサミン(ルボックス)-SSRI
・ミルナシプラン(トレドミン)-SNRI
・mirtazapine(Remeron)-四環系抗うつ薬
・パロキセチン(パキシル)-SSRI
・reboxetine(Edronax/Vestra)-選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
・セルトラリン(ジェイゾロフト)-SSRI
・venlafaxine(Effexor)-SNRI
(SSRI: 選択的セロトニン再取り込み阻害薬、SNRI:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬。英文表記の製剤は日本国内未承認)。

分析の結果、セルトラリンは、duloxetineに比べ30%、以下フルボキサミン(27%)、fluoxetine(20%)、パロキセチン (25%)、reboxetine(85%)に比べてそれぞれ有効であった。また、escitalopramはduloxetine に比べ33%、以下フルボキサミン(35%)、fluoxetine (32%)、パロキセチン(30%)、reboxetine(95%)に比べてそれぞれ有効であった。nirtzapineとvenlafaxineの有 効性はセルトラリン、escitalopramと同等であったが、後者の2剤では患者が最も受け入れやすく、治療中止患者数が有意に少なかった。

Cipriani氏らは「escitalopramとセルトラリンは有効性と受け入れやすさのバランスが最も良く、中等度から重度の大うつ病の治療 開始時の最良の選択である」と述べている。研究結果は、英医学誌「The Lancet」オンライン版に1月29日掲載された(印刷版は近日号に掲載予定)。(HealthDay News 1月29日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=623525
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2009年2月12日 20:02 [薬剤情報]

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