小学低学年女児の反社会的行動が思春期うつ病の予測因子に 【海外ニュース】

小学低学年女児の反社会的行動が思春期うつ病の予測因子に

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小学校低学年の女児の反社会的な行動や、同年齢の男女児の不安の増大によって、思春期のうつ病発現を予測できる可能性が高いことが、新しい研究によって示された。一方、小学1-2年生でうつ病の徴候がみられても、そのまま思春期のうつ病につながるわけでないという。

米ワシントン大学(シアトル)教育心理学教授のJames Mazza氏らは、主に白人の小児800人以上を対象に、小学1-2年生から7年間、追跡調査を実施。小児、親、教師から、小児の抑うつや不安、反社会的行動、社会生活能力のレベルを判定するための情報を入手した。親には、家族や夫婦間の衝突、家族のストレスや親のうつ病についても尋ねた。研究結果は、医学誌「Journal of Early Adolescence(早思春期)」(オンライン版2008年11月5日、ワシントン大学2月17日ニュースリリース掲載)に掲載された。

Mazza氏は「すべての危険因子を分析した結果、後期のうつ病は反社会的行動や不安によって最も予測できた。小学校低学年では単に、抑うつよりもこれらのほうが多くみられる可能性がある。今回の知見で興味深いのは、幼い子どもが抑うつや不安を理解し、報告や説明ができることであり、小学校低学年で健康調査を行うことが良い方法であることが示唆された」と述べている。

うつ病の評価は6歳で開始されるが、最初に症状が現れるか診断されるのは通常、中学生である。これは性差が現れる時期で、うつ病の徴候は男児よりも女児に多くみられる。同氏は「早期に反社会的行動をとる男児は思春期に通常、より反社会的な行動をとるが、女児は内面に向かい、うつ病や摂食障害、不安、自殺行動などその他の精神的健康の問題になる可能性がある」としている。(HealthDay News 2月27日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=624336
2009年3月11日 10:36 [子供の健康]

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