進行癌(がん)には個別化した標的治療が有効 【海外ニュース】

進行癌(がん)には個別化した標的治療が有効

 

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個別的に細かく対応をしていない治療で良好な結果が得られなかった多様な進行がん)患者に対し、その腫瘍に特異的な性質を標的とした治療によってより良い結果が得られるとの研究報告が、米デンバーで開かれた米国学会(AACR)年次集会で行われた。

米遺伝子研究センターTGen(Translational Genomics Research Institute、フェニックス)のDaniel Von Hoff博士らは、多様な種類のに対して平均5種類の治療に失敗した患者66例において分子標的を探索した。

同氏らは、新しい(治験段階の)抗薬を試すのではなく、エストロゲン受容体陽性(ER+)のに対しては抗エストロゲン薬を使用するなど、比較的標準的な方法を用いて従来の薬剤に合う標的を探索し、最良の標的に応じた治療を実施した。

その結果、被験者の98%に標的が見つかり、18例では以前の治療法に比べて、無増悪生存期間(DFS)に便益がみられた。被験者の40%が15カ月以上生存し、より一般的な集団では20%であった。乳における便益が最も大きかった。選択した標的や治療法は、患者の医師が試したものと異なっていた。同氏は「この方法はどのような場合でも進行した患者に有用と思われる」と述べている。

米ジョージタウン大学ロンバルディLombardi統合総合センター(ワシントンD.C.)のMinetta Liu博士は「これは現在の“個別的(personalized)”治療の枠組みに当てはまり、ある人のにどの薬剤が最も良いかを予測できる。特に乳では多数の治療選択肢があるが、多数の女性を対象とした大規模臨床試験に基づき薬剤を選ぶため、個別化した治療を行ってしていない。望ましいのは、誰がどの薬剤に反応するかを予測するより良い方法を考案することである」と述べている。(HealthDay News 4月19日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=626186
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2009年4月28日 10:56 [癌(がん)]

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