ALS治療に希望をもたらす新しい知見 【海外ニュース】

健康美容EXPO > 健康美容EXPOニュース > 海外ニュース:TOP > 医療全般 > ALS治療に希望をもたらす新しい知見

   注目ワード: インフルエンザうつ放射能保湿ダイエット冷え美白スキンケア

ALS治療に希望をもたらす新しい知見

0629.jpg

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、衰弱性の症状が出現するかなり以前に始まると考えられ、この知見が最終的に有効な治療につながる可能性のあることが新しい研究によって示された。疾患発症前の、損傷発生後にのみ出現する細胞内の蛋白(たんぱく)凝集(protein clumps)が、ALSにおけるの麻痺(無力)化の経過原因であるという。

米フロリダ大学マックナイトMcKnight脳研究所(ゲインズビル)のDavid Borchelt氏らの研究の結果、“蛋白集合体(protein aggregates)”と呼ばれる、欠陥蛋白質と細胞内容物の凝集体の形成が、ALSの急速な進行に実際的なシグナルを送ることが明らかにされた。

ALSは約3万人の米国人にみられ、脳から脊髄、さらに筋肉へ伸びる神経細胞が死滅する。原因は不明だが、症例の最大20%では遺伝的な欠陥遺伝子が疑われている。Borchelt氏らは、これは脳内の蛋白集合体の原因となる正しく機能しない蛋白の形成異常、つまり“折りたたみ構造(misfolded)の異常”に端を発すると考えている。

医学誌「Human Molecular Genetics(ヒト分子遺伝学)」オンライン版に5月30日掲載された今回の研究で、Borchelt氏らはスーパーオキシドジスムターゼ1(SOD1)を産生する遺伝子を検討。SODは、身体の細胞を損傷させるフリーラジカルを撃退する酵素。遺伝性ALS患者では、すでに知られている146のSOD1遺伝子突然変異のうち1つが認められる。同氏らは、蛋白凝集を引き起こす可能性の最も高いSOD1の突然変異がより速い疾患の進行にも関連しているという。

また、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に3月17日掲載された同氏らの別の研究では、遺伝子操作によりALSを誘発したマウスは、疾患の症状が出現する時期と一致する蛋白集合体の出現のかなり前に細胞の損傷がみられることが示された。

Borchelt氏は「マウスでは疾患が症候性の段階になると、蛋白の増加が急速かつ劇的になるが、集合体の形成がすべてではない。神経系への有意な損傷は症状出現のかなり前に生じる。SOD1の制御できない折りたたみ異常は、症状が初めて出現する疾患後期に限られるため、この過程を標的とした治療が有益であると期待される」と述べている。(HealthDay News 6月15日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=627972
Copyright © 2009 ScoutNews, LLC. All rights reserved.

 

2009年6月29日 13:30 [医療全般]

Tie2(タイツー)連載コンテンツFile-9

Tie2(タイツー)変形性膝関節症でも有効性を確
化粧品 amazon 売れ筋ランキング
電動マスカラ
3位:ローリングマスカラズ
3
ローリングマスカラズ
ヤーマン  \848
※情報提供:Amazon.co.jp(情報は毎日1度更新)
※価格は変動している場合がございますので、ご了承下さい。
健康業界・美容業界に関連するご意見・ご相談はお気軽に
Copyright© 2005-2015 健康美容EXPO [全研本社(株)] All Rights Reserved.