健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

日健栄協が賀詞交歓会を開催

0108-2.jpg

(財)日本健康・栄養食品協会(日健栄協)は2010年1月8日、都内のホテルで「平成22年新春賀詞交歓会」を開催した。

 最初に同協会・山東昭子会長があいさつ。「いよいよ協会も大きな変革が必要な時期に入っている。長い歴史を踏まえながら協会が業界のリーダーシップをとり、いろいろな団体の知恵を結集し、これからの日本型福祉国家の一翼を担う体制作りが求められている」と力説し、2010年を日健栄協の大変革元年と位置づけた。

 来賓としてあいさつした厚生労働省医薬食品局食品安全部部長石塚雅敏氏は、トクホ問題の行く末を懸念しながら「玉石混交な健康食品にあって、消費者にとっていい商品を選別する基準は大切。第三者認証制度はそうした基準のひとつになるもので重要な意義がある」と日健栄協が担う安全性第三者認証の今後に期待を寄せた。

 次いで、日健栄協・林裕造理事長が登壇。「昨年は業界が問題の解決と市場回復を目指し、着実に歩むべき道が示された。その道とは行政の指導を待つだけなく、業界が積極的に行政に協力し、国際的動向を踏まえ、消費者の納得が得られる健康食品の制度を作り上げる道である」と決意も新たに表明した。

 同協会は昨年末、設立25周年を迎えるにあたり、改革に着手することを表明。保健機能表示制度の確立、“ニューJAFAマーク”創設などの具体案を提示している。

2010年01月08日 20:42