有名TV司会者の心筋梗塞の症状を教訓に 【海外ニュース】

健康美容EXPO > 健康美容EXPOニュース > 海外ニュース:TOP > 医療全般 > 有名TV司会者の心筋梗塞の症状を教訓に

   注目ワード: インフルエンザうつ放射能保湿ダイエット冷え美白スキンケア

有名TV司会者の心筋梗塞の症状を教訓に

20120904_w01.jpg米国の有名テレビ司会者Rosie O'Donnell氏(50歳)が、心筋梗塞(心臓発作)を起こしたときの様子を自身のブログで報告している。その症状が、主要冠動脈イベントに関連すると思われるものではなかったことに驚いているという。

O'Donnell氏は8月14日、ニューヨーク州ナイアックの自宅近くで大きな女性が車から降りるのを手助けした数時間後、両腕と胸部のうずきと痛みが生じた。また、吐き気や冷や汗の出る感じがしたという。

米マウント・サイナイ医科大学(ニューヨーク)のMary Ann McLaughlin氏によると、映画でみるような派手な発作ではないが、これはまさに女性の心筋梗塞の典型的な症状であるという。「People」誌によると、O'Donnell氏は当初は緊急性を感じなかったが、心配になり女性の心筋梗塞の症状についてGoogleで調べたという。以前見たコマーシャルを思い出しアスピリンを飲んだが、救急要請はしなかった。しかしMcLaughlin氏によると、この対応は間違っているという。「『時は“筋”なり』と呼んでおり、心臓に酸素が届かない時間が長引くほど心筋の損傷が大きくなる。6時間が1つの目安」と同氏は述べている。

心筋梗塞は、心筋へ酸素を送る血流が著しく減少したり、完全に遮断されたりすることによって生じる。米国では女性の主要な死因となっているが、女性の一般的な心筋梗塞の症状(息切れや吐き気)は見逃されやすい。多くの人は心筋梗塞の徴候は明確にわかるはずだと考えているが、実際は曖昧でわかりにくいもので、「(O'Donnell氏が)自身の症状について話してくれることは大変よいことだ」と、McLaughlin氏は述べている。

米国心臓協会(AHA)によると、女性の心筋梗塞では以下のような徴候がみられるという。
・数分以上続く、または繰り返し生じる胸の中心部の不快な圧迫感、締めつけ感
・両腕または片腕、背部、頸部、顎(あご)、腹部の不快感または痛み
・息切れ
・吐き気、多量の冷や汗、立ちくらみ

胸部の痛みや不快感は男女ともよくみられるが、女性では息切れ、吐き気または嘔吐、背中や顎の痛みなど、他の症状がみられることが多いという。このような徴候があれば5分以内に救急に連絡し、すぐに病院に行く必要があるとAHAは助言している。

O'Donnell氏は翌日になって医師の診察を受けたところ、冠動脈が99%閉塞しており、血流を回復するため、動脈にステント(小さな網状のチューブ)を入れる処置を受けた。彼女の生存は奇跡だと報道されている。心血管リスクを軽減するには正常な体重を維持し、コレステロールなどの危険因子(リスクファクター)を管理することが重要だが、O'Donnell氏は長年300ポンド(約136キロ)の体重に悩んでいることを公表していたという。(HealthDay News 8月21日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=667886
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

2012年9月 4日 11:44 [予防]|[医療全般]
健康業界・美容業界に関連するご意見・ご相談はお気軽に
Copyright© 2005-2017 健康美容EXPO [全研本社(株)] All Rights Reserved.