乳癌治療薬が前立腺癌治療の副作用軽減に有用 【海外ニュース】

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乳癌治療薬が前立腺癌治療の副作用軽減に有用

20120910_w01.jpg治療薬であるタモキシフェンにより、前立腺のホルモン療法による副作用の一部を軽減できる可能性のあることが、新しい研究により報告された。

進行前立腺の進行を遅らせるには、アンドロゲン抑制療法が行われることが多い。しかし、テストステロン活性を阻害するこうした薬剤には乳房の肥大(女性化乳房) や乳房痛などの副作用があり、治療の中止につながることがある。ドイツの研究グループは、アンドロゲン抑制療法を受ける前立腺患者を対象に、タモキシフェンの使用による副作用管理について検討した4件の独立した臨床試験の結果を分析した。

その結果、タモキシフェンの使用により、治療開始から3、6、9、12カ月の時点での男性の乳房肥大および乳房痛リスクが、タモキシフェンを使用しなかった男性に比べて軽減することが明らかになった。全体として、タモキシフェンは放射線療法または同じく乳治療に用いられるアロマターゼ阻害薬のアナストロゾールによる治療に比べ、乳房症状を軽減する効果が高かった。

タモキシフェンを投与した男性で、1年の治療期間中に薬剤を中止した者はほとんどいなかった。タモキシフェンによる著明な副作用はみられなかったと、研究グループは述べている。この研究は、「BMC Medicine」オンライン版に8月28日掲載された。

「抗アンドロゲン療法で、必ずしもすべての男性に乳房肥大がみられるわけではない。しかし、前立腺治療による乳房症状を軽減する有効な方法があることがわかっていれば、最初にの症状が現れた時点で患者が医療機関を受診する確率が高くなり、結果的に不必要な死亡の減少につながると考えられる」と、研究を率いたFrank Kunath氏は述べている。(HealthDay News 8月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=668047
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2012年9月10日 15:15 [癌(がん)]
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