肺癌リスク低減に関連する遺伝子を特定 【海外ニュース】

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肺癌リスク低減に関連する遺伝子を特定

20121022_w02.jpgリスク低減に関連する遺伝子多様体(バリアント)を米国立研究所(NCI)の研究者らが特定した。

この多様体は、炎症および免疫反応に関与する遺伝子に生じる。この知見は、炎症および免疫反応と肺発症との関連を示す新たな証拠となるという。

今回の研究では、肺患者378人および健常者450人において炎症および免疫に関連する遺伝子にみられる1,400個強の多様体を調べた。その結果、NFKB1遺伝子の「rs4648127」と呼ばれる多様体が、肺リスクの21~44%の低減に関連していることが判明した。NFKB1遺伝子からその一部が生成される蛋白は、遺伝子の発現、細胞死および細胞増殖を制御することによって、炎症および免疫において重要な役割を担うことが知られている。

研究結果は、「Cancer」オンライン版に10月8日掲載された。研究の共著者である同研究所のMeredith Shiels氏は、「この研究は、炎症が肺リスクに関連する可能性に、さらにエビデンス(科学的証拠)を追加するものである」と述べている。NFKB1遺伝子と肺との関連について詳しく知るためには、さらに研究を重ねる必要があると、Shiels氏は付け加えている。

今回の研究では遺伝子多様体と肺リスクとの関連が認められたが、因果関係は裏付けられていない。(HealthDay News 10月8日)


http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=669290
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2012年10月23日 20:10 [癌(がん)]
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