喫煙者は女性のほうが高い結腸癌リスク 【海外ニュース】

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喫煙者は女性のほうが高い結腸癌リスク

20130514_w01.jpg喫煙との関係は十分に裏付けられているが、たばこが特に女性の結腸リスクを増大させるという研究論文が、「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」5月号に掲載された。今回の研究によると、喫煙経験のある女性は、喫煙経験のない女性に比べ結腸リスクが約20%高いという。

研究を率いたノルウェー、トロムソ大学のInger Gram 氏は、「1日に10本以下しか吸わない女性でも結腸リスクの増大がみられる。結腸は非常に多くみられるであるため、少量の喫煙でも多数の発症を引き起こすことになる。特に女性が喫煙を止めれば多くの結腸を防ぐことが可能である」と、述べている。

今回の研究では、ノルウェー公衆衛生研究所の調査による19~67歳の男女60万人強のデータを検討。被験者は喫煙の習慣、運動などの生活習慣に関する質問に回答した。14年間で約4,000人が結腸を発症。喫煙する女性では19%、喫煙する男性では8%のリスク増大がみられた。喫煙期間が長い、喫煙をはじめた時期が早い、年間の喫煙量が多い女性ほど結腸の発症リスクも高く、40年間喫煙している女性ではほぼ50%の増大がみられたという。また、特に喫煙との明確な関連がみられるタイプの近位(右側)結腸の発症リスクが高いこともわかった。

Gram氏は、喫煙と結腸の関連が女性でこれほど大きいことに驚いたと述べている。今回の研究は因果関係を示すものではないが、その関連は偶然の一致の範囲を超えるものだと、同氏は指摘。結腸は喫煙が関連するであることが、世界保健機関WHO)の国際研究機関(IARC)によっても最近明らかにされているという。WHOによると、長期的な喫煙によって結腸リスクが2倍になるほか、膀胱や膵のリスクも増大するという。

米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のStephanie Bernik氏は、女性にみられる結腸リスクの増大は喫煙だけによるものではないとの考えを示し、アルコール、食事、運動不足なども一因の可能性があるとしている。米ノースショアLIJヘルスシステム(ニューヨーク州)のDan Jacobsen氏は、禁煙は死亡や疾患予防のためにできる筆頭の対策と指摘し、禁煙するには優れた方法が多数あると述べている。(HealthDay News 4月30日)

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2013年5月14日 10:14 [女性の健康]|[癌(がん)]
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