夜間や週末の心筋梗塞は死亡率が高い 【海外ニュース】

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夜間や週末の心筋梗塞は死亡率が高い

20140203_w03.jpg夜間や週末に病院に搬送される心筋梗塞患者は死亡率が高いことが、大規模レビューで示された。米メイヨークリニック(ミネソタ州)のHenry Ting氏らの報告によると、この死亡リスク上昇により、米国での心筋梗塞による死亡数が年間数千例増加しているという。研究論文は、「BMJ」オンライン版に1月21日掲載された。

Ting氏らは、夜間や週末に病院に搬送されることが心筋梗塞患者の死亡率にどのように影響するかを調べるために、カナダ、米国、欧州で実施された48研究、合計1,900万人近くの患者のデータを分析した。その結果、時間外に病院に搬送された心筋梗塞患者は、診療時間内に搬送された患者に比べ、入院中と退院後30日以内の死亡率が5%高いと結論付けられた。これは米国内のみでみても、年間6,000人の死亡に相当するという。

研究チームはまた、ST上昇型心筋梗塞(STEMI)と呼ばれるタイプの心筋梗塞患者が時間外に搬送された場合、病院到着後から閉塞した冠状動脈を開くためにバルーンによる冠動脈拡張術を受けるまでに15分間の遅れがあり、そのため死亡率が10~15%上昇すると推定している。

Ting氏らは、時間内と時間外のケアのレベルの差を生じる因子(スタッフ数やその技能レベル)を調べるため、さらに研究が必要だと述べている。
カナダ、トロント大学の医師らは付随論説で、「時間外に病院に到着する患者は緊急ケアの遅れを体験し転帰は悪く、その差は年々増大している」と述べている。心筋梗塞患者のケアを向上させたいと考える病院は、「時間外ケアに焦点を当て、24時間体制で一貫して質の高いケアを提供できることを目標とすべきだ」と指摘している。
なお、このレビューでは心筋梗塞患者において時間外に搬送されることと死亡率の高さの関連が示されているが、因果関係は確立されていない。(HealthDay News 1月21日)

http://consumer.healthday.com/senior-citizen-information-31/misc-death-and-dying-news-172/heart-attack-patients-683987.html
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2014年2月 4日 10:33 [主な疾患]|[研究発表]
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