IVFで生まれた子は自閉症リスクが高い 【海外ニュース】

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IVFで生まれた子は自閉症リスクが高い

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体外受精(IVF)などの補助生殖技術による妊娠で生まれた子は、そうでない子に比べ、自閉症になるリスクが2倍であることが新たな研究で示された。母親の学歴や多胎分娩などの因子を考慮すると、このリスク上昇は35歳未満の母親だけに認められるという。

研究を率いた米コロンビア大学(ニューヨーク)教授のPeter Bearman氏は、「自閉症リスクは、IVF を単一胚移植に限定することにより大幅に改善できると思われる」と述べ、単胎で生まれた子では神経発達障害リスクの有意な上昇は認められなかったと付け加えている。「単一胚移植により自閉症リスクを大幅に低減できると知っておくことは、女性がより良い決断を下すために重要だ」と同氏は話す。

この報告は、「American Journal of Public Health」オンライン版に3月19日掲載された。

補助生殖技術には、卵や精子を体外で扱うさまざまな不妊治療などがある。米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、その主な方法として実験室内で受精を行うIVFがあるが、複数の卵を採取して受精させることが多く、多胎分娩につながる可能性があるという。

今回の研究では、カリフォルニア州の1997~2007年に出生した590万例の小児に関するデータを収集。このうち補助生殖技術による妊娠で生まれた児は4万8,865人、自閉症児は3万2,922人だった。研究グループは、高度不妊治療を受けた場合と、そうでない場合の自閉症発生率を比較した。

今回の研究は補助生殖技術と自閉症の関連について調べた最大規模の研究であるとBearman氏は話す。ただし、この結果は因果関係を裏付けるものではなく、IVF技術を糾弾するものでもない。

「IVFと自閉症には関連がみられたが、年齢や学歴など、IVFを利用する確率が高い女性の特徴を考慮すると、その関連は大幅に弱まった」と同氏は指摘する。残るリスクは主に、多胎分娩と妊娠中および分娩時の合併症が多いことによるものだという。

CDCによると、自閉症スペクトラム障害は社会性、コミュニケーション、行動面の困難を伴う発達障害の総称。原因は不明だが、環境的・生物的・遺伝的因子が関与している可能性が高いという。

米国の支持団体Autism SpeaksのMichael Rosanoff氏は、補助生殖が自閉症リスクに有意な影響を及ぼすようだと認める一方、合併症や多胎など、IVFと母親の年齢の両方に関わる因子によってもリスク上昇を説明できる可能性がある点に同意している。(HealthDay News 3月19日)

http://consumer.healthday.com/cognitive-health-information-26/autism-news-51/ivf-kids-have-higher-odds-of-autism-study-finds-697622.html
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2015年3月30日 13:54 [妊娠・出産・育児]|[研究発表]

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