早期乳がんには高線量・短時間の放射線療法がベター 【海外ニュース】

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早期乳がんには高線量・短時間の放射線療法がベター

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早期ステージの乳がんの治療には、比較的短時間の放射線療法コースが優れることが、新たな研究で報告された。少ない線量の放射線を長期間照射するよりも、乳房全体に高線量の放射線を短時間照射するほうが、副作用が少なく、生活の質(QOL)も良好だと明らかにされた。

研究の第一著者である米テキサス大学MDアンダーソンがんセンター助教授Simona Shaitelman氏は、「短時間のコースを受けた患者は、家族の面倒をみるうえで困難が少ないと報告している。これは乳がんの放射線療法を受ける女性にとって重要な優先事項だ」と説明し、「患者の多くは家の中でも外でも働く多忙なワーキングマザーであり、多数の重要な仕事をさばいている。われわれもその要求に対処することが重要だ」と付け加えている。

この研究は「JAMA Oncology」に8月6日掲載された。

がん患者と治療の選択肢について話し合うとき、医師はこの高線量を用いる方法(寡分割全乳房照射と呼ばれる)の使用を第一に検討すべきだと研究グループは述べている。米国における乳がんの放射線療法は、一般に低線量を長時間照射するものとなっている(通常分割全乳房照射)。研究グループによると、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)のガイドラインでこの新しい寡分割照射の治療を受けるべき患者のうち、実際に受けているのは3分の1にとどまるという。

今回の研究は40歳以上の早期乳がん(ステージ0~2)の女性約300人を対象として、乳房温存手術(乳腺腫瘍摘出術)の後、寡分割照射を受ける群と通常の照射を受ける群に患者を無作為に割り付けた。

その結果、寡分割照射群では通常群に比べ、治療中の乳房痛、湿疹、皮膚の色素沈着、倦怠感などの副作用が少なかった。治療から6カ月後でも、寡分割照射群は通常群に比べて倦怠感が少なく、家族の世話をする際の困難が少なかった。

米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク市)のStephanie Bernik氏は、この高線量の寡分割照射治療では治療時間の短縮による利益が得られるだけでなく、副作用も軽く済むことが示唆されると指摘している。研究著者の1人でMDアンダーソンがんセンター准教授のBenjamin Smith氏は、「今回の研究は文献の欠けていたピースを埋めるもの。短時間の治療コースはもはや単なる選択肢の1つではなく、全乳房照射を必要とする患者との話し合いにおいて優先的に検討すべきものである」と述べている。(HealthDay News 8月6日)

http://consumer.healthday.com/cancer-information-5/breast-cancer-news-94/higher-dose-radiation-may-be-best-for-early-breast-cancer-702104.html
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2015年8月20日 10:14 [女性の健康]|[治療]|[癌(がん)]|[研究発表]

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