人工芝の「薄さ」により高校スポーツ選手の負傷リスクが上昇か 【海外ニュース】

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人工芝の「薄さ」により高校スポーツ選手の負傷リスクが上昇か

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コスト節約のために充填材を少なくした人工芝は、高校アメフト選手の負傷件数の大幅な上昇に関連している可能性があることが、新たな研究で示唆された。

この研究は因果関係を裏づけるものではないが、研究著者である米アイダホ州立大学スポーツ科学・身体活動学部准教授のMichael Meyers氏は、「各学校は負傷防止の対策として、“インフィル”と呼ばれるゴムと砂から成る充填材をより多く含む人工芝を設置するべきである」と勧告している。

Meyers氏によると、最近の校庭では本物の芝ではなく人工芝が利用されることが多いという。本物の芝のような整備や散水を必要としないことや、スポーツ以外の目的に使用しても傷みにくいことなどがその理由である。人工芝は高価であり、校庭全体で100万ドルもの費用がかかることもあるが、耐久性があるため費用効果は高い。

同氏らは人工芝のインフィルの厚さによる負傷件数への影響を調査するため、人工芝メーカーに資金援助を求め、FieldTurf社が今回の研究を支援した。Meyers氏らは、インフィルの量を平方フィートあたりのポンド数から計測し、さらに4州52カ所の高校で5シーズン中に発生した負傷について分析した。いずれの高校も人工芝を使用していた。

最もインフィルの多い校庭(平方フィートあたり9ポンド以上)ではシーズンあたりの平均負傷件数は18件であったのに対し、平方フィートあたり3~5ポンドの校庭では34件であった。さらに、インフィルの少ない校庭では地面との接触による負傷の比率が高かった。このような負傷は、概して選手の腕や脚に発生していたという。

インフィルが多いと負傷が少なくなる理由について、「一般的な感覚として、頭を打つなら枕とコンクリートのどちらがよいかということだ」と、Meyers氏は説明している。同氏は、校庭には平方フィートあたり少なくとも6ポンド以上のインフィルを充填した人工芝を設置することを推奨し、これより少ない場合はインフィルを追加する必要があると述べている。

米特殊外科病院(HSS、ニューヨーク市)のSamuel Taylor氏は、今回の研究は重要だと述べる一方で、インフィルの量を決定するのは単純なことではないと指摘する。「天候や校庭の使用頻度による影響など、多数の因子が関与してくる」と同氏は話している。

今回の研究は、米コロラド・スプリングズで開催された米国スポーツ医学整形外科学会(AOSSM)年次集会で7月8日に発表された。学会発表された研究結果は査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(HealthDay News 2016年7月8日)

https://consumer.healthday.com/fitness-information-14/football-health-news-250/lower-levels-of-fake-soil-in-artificial-turf-may-raise-injury-risk-712707.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
学会アブストラクト(Paper 132):
https://www.sportsmed.org/AOSSMIMIS/Members/Downloads/Education/AM2016/Abstracts.pdf

2016年7月20日 10:09 [危険因子]

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