ある細菌が、その細菌を死滅できるはずの薬剤で除去できなくなったとき、「抗生物質への耐性が生じた」とみなされます。専門家によれば、その原因は抗生物質の不適切な使用にあるといいます。
耐性菌の出現を防ぐためにできる対策を以下に紹介します。
・抗生物質は、医師や薬剤師に処方された場合のみ使用しましょう。
・処方された抗生物質は必ず最後まで使い切りましょう。途中で止めてしまうと、細菌が生き続ける可能性があります。
・抗生物質を後で使うために残しておいたり、使い残しの抗生物質を使用したりしてはいけません。抗生物質を他人にあげることもやめましょう。
・そもそもの感染症のリスクを減らすため、こまめに手を洗い、予防接種を受け、病人との接触を控えましょう。
情報元:世界保健機関(WHO)(HealthDay News 2016年11月9日)
https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/antibiotics-news-30/health-tip-prevent-antibiotic-resistance-716243.html
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