性差別は男性の健康に有害 【海外ニュース】

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性差別は男性の健康に有害

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女性を支配できると信じている男性は、そうでない男性に比べてメンタルヘルスの問題が生じるリスクが高い可能性があるとの報告が「Journal of Counseling Psychology」オンライン版11月21日号に掲載された。

米インディアナ大学ブルーミントン校准教授のY. Joel Wong氏らは、思春期前の子どもから高齢者までの男性約1万9,500人を対象とした2003~2013年の研究74件を分析した。同氏らは、11種類の「男らしさの基準」――勝利にこだわる、感情を表に出さない、リスクをとる、暴力的である、支配的な態度をとる、性的に遊び人である、人を頼らない、仕事を最優先にする、女性の優位に立つ、同性愛者を軽蔑する、「ステータス」を追求する、に関するデータに着目した。

これらのデータとメンタルヘルス上のリスクを比べた結果、この基準によく当てはまる男性は概してメンタルヘルスの状態が悪く、それでも助けを求めようとしないことが判明した。人種などの人口統計学的要因は全体の研究結果に影響しなかったが、大学へ行っていない人では、この基準に当てはまることとメンタルヘルスの問題との関連性が強かった。

メンタルヘルスの問題と有意に関連していたのは、「感情を表に出さない」「性的に遊び人である」「人を頼らない」「女性の優位に立つ」の4つのみで、なかでも「人を頼らない」は最も強く関連していた。「リスクをとる」ことはメンタルヘルスの悪化にも関連していたが、全般的には良好なメンタルヘルスとも有意に関連していた。

これらの基準に当てはまることは、うつ病リスクよりも孤独や敵対、人付き合いの問題に関連する可能性が高かった。ただし、今回の結果はこうした「男性らしさ」と心の不健康との関連性を示したが、直接的な因果関係は示していない。(HealthDay News 2016年11月21日)

https://consumer.healthday.com/mental-health-information-25/anxiety-news-33/sexism-could-harm-men-s-health-study-717078.html

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2016年11月30日 13:09 [男性の健康]
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