肥満の人は心疾患の発症年齢が早い 【海外ニュース】

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肥満の人は心疾患の発症年齢が早い

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過体重および肥満の人は、適正体重の人に比べて心疾患を発症する時期が早いことが、新たな研究で示された。

この研究によると、太っている人の寿命は、正常体重の人と同程度またはやや短い程度であった。しかし一方で、心疾患の発症年齢は、正常体重の人に比べて過体重の中年女性では1.8年、肥満の女性では4.3年早かった。肥満の中年男性では3.1年早く、過体重の男性では正常体重の人との差はみられなかった。

研究を率いた米ノースウエスタン大学フェインバーグ医学部(シカゴ)のSadiya Khan氏は、「太っていても寿命は変わらない。差が出るのは心血管疾患を抱えて生きる期間の長さである」と指摘する。

今回の研究では、10件の研究プロジェクトの被験者7万3,000人弱(平均年齢55歳)のデータを統合した。いずれの被験者も登録時点では健康で、心血管疾患はなかった。平均BMIは男性で27.4、女性で27.1であった。BMIは25を超えると過体重、30を超えると肥満とみなされる。追跡期間中、約1万3,450人に心臓の健康問題(心不全、脳卒中、心疾患の診断のいずれか)が生じた。

BMIが正常範囲内の人に比べて、過体重および肥満の人は生涯の心疾患発症リスクが高かった。たとえば、過体重の中年女性は生涯に心疾患を発症するリスクが正常体重の人よりも32%高く、過体重の男性は21%高かった。肥満の男性は67%、女性は85%高かった。また、BMIが正常範囲内の人は、心疾患を発症せずに生きられる平均期間が長い傾向がみられた。

過体重と肥満の人は「若い年齢で心疾患を発症し、長期間にわたり疾患を抱えて生活しており、冠動脈疾患や心不全などの疾患リスクが高かった」と、Khan氏は述べている。

この研究報告について、米コロラド大学デンバー校アンシュッツ医学部のRobert Eckel氏は、「太っている人では、心筋梗塞や脳卒中を発症すると治療を強化せざるを得なくなるため、それによる恩恵を受けている可能性が高い」とコメントしている。そのため、心血管イベントを発症してからの生存期間は比較的長いかもしれないが、それは危険因子の積極的な治療によるものだと、同氏は指摘している。

この研究は、オレゴン州ポートランドで3月7~10日に開催された米国心臓協会(AHA)のEpidemiology and Prevention/Lifestyle and Cardiometabolic Health 2017会議で3月9日に発表された。学会発表された研究は、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(HealthDay News 2017年3月9日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/obesity-health-news-505/heart-disease-kicks-in-earlier-for-obese-people-720498.html

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2017年3月22日 10:55 [ダイエット・肥満]

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