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プロティア / 特殊安定型―アスコルビン酸配合製品のOEM供給本格展開

 化粧品、健康食品、医薬部外品に関する企画立案および受託製造などを行うプロティア(東京都渋谷区、古関真純社長)は、同社が独自開発した“特殊安定型-アスコルビン酸”を含有した化粧品などのOEM供給を今春より本格展開する。
 同素材は、水溶性ビタミンの欠点である不安定さを、特殊技術によりそのままの形で酸化などの変質から保護し、長期安定化を実現したもの。従来、安定化には化学合成・還元作用を利用したビタミンC誘導体が代表的だったが、誘導体の結合成分が分離されビタミンCに変化するのに、かなりの時間を有するなどの欠点があった。
 同社独自の特殊処方でピュアなビタミンCとして長期の安定化が実現したことで、同素材は安定的に肌に浸透。科学的な合成なしに直接肌へいきわたることが可能となった。
 「新素材がつぎつぎに出てくるわけですが、私どもは美白効果やしみしわの改善作用などさまざま機能が期待されるビタミンCのすばらしさをより引き出させないものかと研究を重ね、特殊技術の開発に至りました。この成分が含有した製品を通じてビタミンCのすばらしさをより多くの方に知っていただければ」と同社では話す。
 同素材はこれまで関連会社の商品開発にのみ使われてきたが、今後はローション、クリーム、エッセンスなどでのOEM供給を積極展開する。

特殊安定型-アスコルビン酸のグラフ

2008年04月07日 17:30